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アラフォーに“薄ベースメイク”が似合う理由


年齢とともに、シミやクマ、小ジワ、毛穴、ほうれい線、、、など、気になる肌の粗は増える一方ですよね・・・それは私もとっても実感しています。なので、それらの粗を隠したい!と思う気持ちも、十分すぎるほど、わかっているつもりです。ですが、そこをあえて、、、!!! 薄いベースメイクをオススメしたいのです。


数多くのヘアメイクさんとご一緒させていただいてきましたが、そのどなたもベースメイクをしっかりされる方はいらっしゃいませんでした。

だって、隠したって、隠しきれないのですから( ̄◇ ̄;)

シミやクマなどの色ムラはある程度カバーできますが、小ジワや毛穴、ほうれい線といった「凹凸」に関しては、なかなかキレイに(なかったことに)仕上げることは難しいものです。


で、そもそもなのですが、肌の粗が気になるのって、どんな距離感の他人でしょうか? 自分はまず気になりますよね、笑。でも、他人だと、近距離に近づくパートナー? ランチを一緒にとる同僚や友人? オフィスの席が目の前の上司? そして、その他人に粗を見られているという認識がありますか?(^_^;)


じつは、以前、婚活パーティに出席させる女性たちに、パーティ前にメイク講座をさせていただいたことがあります。婚活なので、艶やかで生命感のある仕上がりにして欲しくて、メイクをしてきていただいたのですが、そのBeforeをチェックし、全部落としていただいたところからスタート(⌒-⌒; )   

で、最初にベースメイクに入るのですが、皆さん、婚活ですからね、力が入るわけです。それでベースメイクが特に念入りになる・・・( ̄◇ ̄;)   

長テーブルに向かうあう形で出席者の方々に座っていただいたのですが、ベースメイクはこのくらいで大丈夫!と、いくら私が言っても、皆さん、塗り足りない様子で・・・そこで前の席の方に聞いてみたんです。

「○○さんのシミ、気になりますか?」って。

そうしたら、「全然気にならない、というか、見えません。それ以上に艶感がキレイです!」と仰ったんですね。でも、そう言っている本人も気にしてる(⌒-⌒; )  で、逆に向かいの方に質問すると「いや、全然気になりませんよ!」とお互いに言い合っていたんです。


ベースメイクって、まだメイクの途中なんです。


だから、そこから眉を描き、アイメイクを施し、チーク、リップと色を添えていくと、バランスがとれてくるし、視線がシミやクマ、小ジワ、ほうれい線などに行かなくなることがほとんどなのです。

途中のベースメイクだけで完璧に仕上げよう!と思うから、厚くなってしまうのです。だから、すべてのメイクを完成させてから、やっぱりクマが気になるようだったら、最後に少し足せばいいのです。


しかも、目元や口の付近って、表情で動きますよね? だから、厚く塗ってしまうとヨレたり、崩れやすいんです。そこも薄ベースメイクがオススメな理由でもあります。


そして、他人はそんなに気にしていないものです(⌒-⌒; )   その日の婚活パーティは盛り上がったと、主催者の方に感想をいただき、とても嬉しくなったのを昨日のことのように覚えています。私としても、とても良い経験をさせていただきました。


このコロナ禍でマスク生活の日々。ベースメイクが薄くなっている方も多いことでしょう。とはいえ、マスクで顔の下半分が隠れていると、必然的に目元の粗がクローズアップされるもの。でも、だからといって、厚くは塗ってしまうと、余計に視線を釘付けにしてしまうことに・・・


メイクはバランスがとても大事。
自分のなりたい印象、見せたい印象に合わせたベースメイクをぜひ探ってみてくださいね。


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