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まだ生まれていなかった子供たちに3.11を語る

3.11 あの時まだ生まれていなかった子供たち。

私たちの稽古場に通ってくれている子供たちは、
震災の時にまだ生まれていない、
あるいはまだ幼くて記憶にないという子供たちがほとんどです。

昨日の稽古では、子供たちとちょうどその話題もあがりました。

私は当時、小学6年生。
父は地方へ稽古に行っており、でもその場所までは明確に把握していませんでした。

地震が起きた時にまず心配したのは、両親のこと。
教室で情報収集のためについていたテレビを見た時に飛び込んできた映像から、
両親はどうしているのかと、とても心配になったことを覚えています。

想定外の現象に当時は驚きつつも、
突然こうした地震が起こった時に、
対応できる力を身につけたいと感じました。

また、近くにいてくださった先生方が
とても心強く感じたこともよく覚えています。


この機会に、もう一度あの時のことを思い出して、
自分や大切な人のことを考えたいと思います。

日本舞踊家 有馬和歌子

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