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源氏で紡ぐ和歌便り 更新頻度のお知らせ

及ばぬ高き姿を体現する

子宮系歌人 梶間和歌です。


次々続くよ和歌便り


『源氏物語』の登場人物の誰かを

作中主体(作品中の主人公)に設定し、

歌の連作として定期的にnoteに発表する。


……なんてマニアックな連載へようこそ。


『源氏物語』ファンの方、

和歌が好きだという方、

梶間和歌の活動全般に関心をお持ちの方、


それぞれのきっかけや目的がおありで

こちらにお越しかと思います。

ありがとうございます^^


今回も、これからも、お楽しみいただけますように。

もちろん、初めてさんも気負いなさらず

気軽なお気持ちでお読みくださいね。


企画の詳細はマガジン説明、

また、こちらの記事をご覧ください。

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さて、作品発表の前に、1点お知らせが。


「月1作発表します」

と宣言して始めたこの企画ですが、


すみません。


「源氏で紡ぐ和歌便り」隔月更新に変更


します。

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だいたい何事も

「やりたい」と思いついたら即見切り発車で始め、

始めたあとで


「思ったより大変だった! 」

「でも宣言したからやっちゃった、できちゃった! 」


という具合にいろいろな事を実現してきた私です。


歌集出版費用の出稼ぎなどもそうだったなあ……。

いま振り返ると、1年前のあれは……もう一度はできない……。


考えなしで始めてしまうからこそ

慎重な人よりたくさんの事の経験できる半生だった、

といえます。

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ただ、今回の源氏企画は

永遠ではないものの末永く続ける予定のもの。


見切り発車で始めて3ヶ月、

すでに後悔しています。笑


何に後悔って、


ペースに

です。

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作品数で困るはずはありません。

月平均120首詠む梶間和歌ですから。


ですが、それを連作の形に整えるとなると、

月120首詠む筋肉を持っておろうがそれとは関係なく

それなりの時間が必要となる。



「短歌結社を退会して月8首連作を詠む強制力がなくなったから、

 連作を編む筋肉を落とさないために自分で締切を作ろう」

ということもあって始めた企画でしたが、


決めたのは

『源氏物語』という主題と毎月20日という締切のみで、

歌数を決めなかった

という点が落とし穴。



あの、初回の作品、ご覧になりました?


何首あったよ、何首?


その数41首!!

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あと9首で角川短歌賞に出せますやん。

(角川は50首、その他の多くの新人賞は30首の連作です)

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ちなみに第2章は19首でした。


初月の大変さに懲りた結果です。

人間は学習する生き物ですね。

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と、ひとつの連作に費やす歌数を減らしたところで、

先にも書いたように


歌を詠む筋肉と

それを連作に整える筋肉は別もの。


月1作の連作を整えるためにそれなりの時間を確保する必要性

のあることは変わりません。



はい。


年にだいたい3~5つの新人賞に応募することを続けながら、

月8首の結社誌への月詠を生活から削った代わりに

新人賞作品と同等ぐらいの力を注ぐべき連作を毎月発表する


という無謀な事を始めていた、

と、企画開始から3ヶ月を経てさすがに気づきました(遅い。


毎月新人賞は無理。

さすがに無理。

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誠に有難いことに最近こんな調子でして、


お金にはなかなかならないながらも

和歌仕事が増えつつあります。


お金になりにくい部分は

読者様のご寄付や応援に支えられているので、

時間的、環境的にアルバイトが増やせなくても

なんとか生活できています。

心より感謝申し上げます!

ご寄付は引き続き募っております。いつもありがとう)



そうして頂く仕事もそうですが、この源氏連作も

「締切までに出せばよい」というものではない、

やはり一定のクオリティの担保できるよう

発表間隔を調整したい、


という思いが日に日に増してきて。


月1発表予定だったものを、これからは

隔月発表と変更させていただきます。

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初学のうちは、締切を決めて

数詠む、毎月連作を作る、と数をこなすことにも

大きな意味がありますが、


いまの私には、クオリティのほうが

求められていると思いますし、

私自身そちらを重視すべきだと感じます。


クオリティもペースも落とすものか

と生活に無理を強いるのも、なにかズレていますしね。



ですので、これからは


偶数月の20日、「源氏で紡ぐ和歌便り」更新


を目安とさせていただきます。


早く出来れば早く発表しますし、

間に合わなければ数日ずれ込むこともあるかと思いますが、

偶数月の、おおまかに20日ごろ、ということで。


よろしくお願いいたします。

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……さて、今月分は、20日にこそ間に合わなかったものの

もう完成しており、あとは記事を書くだけです。

もう少々お待ちください。


そして、次回以降は仕切り直し。


3ヶ月無茶をしたことで見えてきた限界も、

逆に可能性として発見できた事もあります。

それらを存分に活かしながら、


ただ間に合わせるだけではない、

だからといって

むちゃくちゃなスケジュールでクオリティも担保するために

自分自身に負荷を強いるでもない、


読者のあなたにとっても

私自身にとっても

『源氏物語』にとっても喜ばしい形の企画を

続けてゆきたく思います。


引き続き、お楽しみくださいませ。

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そして、「読む」という形の応援や

「スキ」を押すという形の応援、

また「サポート」をはじめとしたご寄付という形の応援、

それぞれご無理のない範囲でお寄せいただけましたら

大変幸いです。


今後ともよろしくお願いいたします^^



それでは、「源氏で紡ぐ和歌便り」第3章の更新を

もう少しだけお待ちくださいませ。

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PS.


最近書いていませんが、

『源氏物語』関連のコラム記事もブログに書いてきました。


YouTubeでは『源氏物語』朗読と解説を……

最近サボっていますが……しています……いえ、いました……よ……。


noteでの「サポート」を含め、ご寄付を募っています。

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