見出し画像

源氏で紡ぐ和歌便り 第2章 はじめて思ふ

及ばぬ高き姿を体現する

子宮系歌人 梶間和歌です。


「源氏で紡ぐ和歌便り」へようこそ


『源氏物語』の登場人物の誰かを

作中主体(作品中の主人公)に設定し、

月に1作、歌の連作を発表する。


……なんてマニアックな連載へようこそ。


こんなところにいらっしゃるあなたは

きっと熱心な源氏読者さんですね。

それとも、私と同じ歌詠みさんかな?


あ、『源氏物語』や和歌、短歌に

ちょびっとだけ興味がある、詳しくはない、

という方ももちろん大歓迎ですよ。

どうぞ気負わないでくださいね。

画像8


どういった点が刺さってここにお越しいただいたにせよ、

マニアさんにもお楽しみいただけるよう全力を尽くした連作を

今回も掲載しております。


もちろん、好き嫌いや解釈の差はあると思いますが、

今回の主人公に対してありうるひとつの解釈と表現

として受け止めていただけましたら幸いです。

画像1


「源氏で紡ぐ和歌便り」企画の詳細については、こちらも見てね。

画像2


さて、今回の主人公は……


初回ほど意外な人選ではありません。笑


いわゆる嫌われ者でもなければ、

「そ、そんな人いたっけ……」というような

マイナーなキャラでもありません。


『源氏物語』を少しでもかじったことがあるなら

9割以上の方が知っているはずのあの人。


切り取り方は、王道といえば王道だけど、

少しだけ外しをかけました。

その点の私なりの意図も、解説します。


朗読パートは無料公開します。

活字で読みたい方や解説なども読みたい方は

有料記事をご購入くださいね。


この主人公が誰か……

朗読だけで、また解説なしの連作だけで、伝わるかな?

画像3


「源氏で紡ぐ和歌便り」第2章 はじめて思ふ



ここから先は

3,816字 / 13画像
この記事のみ ¥ 500
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

応援ありがとうございます。頂いたサポートは、書籍代等、より充実した創作や勉強のために使わせていただきます!