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#25 ダイアトニックコード(1)
今回は、各キー ( 調号 ) ごとにおける基本的な7種類のコード「ダイアトニックコード」について学びます。
なお、今回はキーを「C メジャー」としますが
基本的にどのキーでも変わりはありません。
ダイアトニックコードをもう少し詳しく言うと
ダイアトニックスケールの各音をルートとして
それぞれ3度と5度の音を積み重ねて出来る7種類のコードの事です。
ちなみにダイアトニックスケールは本書ではまだ詳しく扱っていませんが
今日使用する「メジャースケール」も「ダイアトニックスケール」に含まれています。
今回はさしあたって「曲のキーがCメジャーのときに出てくる、基本的なコード」という解釈で大丈夫です。
では、早速作っていってみましょう!
今回は「Cメジャースケール」からダイアトニックコードを作っていきます。
まずは!
Cメジャースケールを書き出します。
![](https://assets.st-note.com/img/1720501053802-nyqcMcXKr6.png?width=800)
続いて、この各音をルートとして「3度」「5度」の音を加えていきます。
通常でしたら、鍵盤の絵などを参考にして音を探す方法などが考えられると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1720501926267-zoNbJ8oDgK.png?width=800)
…が!( ゚Д゚)!
実はこれ、効率が悪いうえに
「♯」や「♭」が増えてくると間違えやすくなりますので、あまりお勧めな方法ではないんです。
そこで、
めちゃくちゃ簡単でちょっと便利な方法があります。
どんな方法かというと
そのまま積みます!
ルートの音が線間なら、線間に。
![](https://assets.st-note.com/img/1720502307303-j3frPQpuUK.png?width=800)
ルート音が線上なら、そのまま線上に。
![](https://assets.st-note.com/img/1720502364934-izzySCUnvR.png?width=800)
ちなみに今日は関係ありませんが
たとえ他のキーで調号がついたとしても、お構いなしの問答無用に積むのがコツです。
![](https://assets.st-note.com/img/1720502655607-Up9WwWUjqJ.png?width=800)
すみません脱線しました m(__)m
そして出来上がったのがこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1720502846306-Gcs4AZwX4m.png?width=800)
これでほぼ完成です。
それぞれ、ルートの上に「3度」と「5度」の音が積まれていますね。
そして、この方法において何よりも便利なことは
「正しい音程の幅を楽譜が教えてくれる」ということです。
はじめて和音を積むときは「長3度が正解だったっけ?」とか「短3度…」とか迷ってしまいそうになりますが
単純に積むだけで、もう答えは出ちゃっているんです。
なので、あとはそれぞれの和音から
コードネームを導き出していくのみです。
和音からコードネームを割り出そう
ここでやっとピアノの絵を使うのが便利になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1720504045159-RBvDrOSA1W.png?width=800)
ではまず、1つ目のこの和音
![](https://assets.st-note.com/img/1720504168211-kEMElOvp28.png)
ルート音は「C」で
3度の音程は「長3度」
5度の音程は「完全5度」ですね。
よって、答えは「Cメジャー」となります。
さて、いきなりの中途半端ですが
今回はいったんここで置こうと思います。
残りの6種類のコードについては
最後の「シ・レ・ファ」のコード以外は全てコードネームを割り振ることができます。
ですので、コチラも参考にしつつ一度トライしてみて頂きたく思います。
次回の冒頭で答え合わせと、最後のコードのご紹介をします。(*^^*)
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