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#3 はじめての楽譜 (2)

前回の記事では「ト音記号」「へ音記号」とそれぞれの「ド」の位置について勉強しました。
今回はこれをもとに音符を覚えていきましょう。


ドレミファソラシドを並べてみた

まず、楽譜の「どこ」に音符が書けるのかを確認します


楽譜ではこのように【線のうえ、または線と線の間】に音符を書くことができます。
また、五線譜のなかに収まり切らない「高い音」や「低い音」はそれぞれの補助線【加線】を使って書くことが可能です。


では実際に音を並べてみましょう

真ん中のド ( 下図の赤い矢印 ) をスタートにして、音符をただただ順番に楽譜の上に書いてみました。

そうすると…。

これだけで、ドレミファソラシドの音を全て楽譜に書くことができました。

ちなみにこの「赤い矢印から青い矢印までの隔たり」のことを【1オクターブ】と呼びます。

今回は「低いド」から「ひとつ高いド」までを一括りにしましたが、これはもちろん他の音 ( 例えばファからファなど ) でもオクターブとして成立します。


ドレミファソラシドをもっと並べてみた

今度は、先ほどの「青い矢印のド」を起点に、さらに高い1オクターブぶんのドレミファソラシドを楽譜にしてみました。

上の加線がいっぱいあって、覚えるのに少し慣れが必要かもですね。

そんなときに役立つのがコレ!

"FACE" という覚えかた

楽譜のそれぞれの「線と線の間の音」を取り出すと、「FACE」という英単語になります。

先にこれを覚えてしまって、次に他の音を覚えていくようにすれば、効率よく音を覚えていけるかもしれません。


ちなみに、へ音記号の"FACE"はこうなります。

最初の"FAC"に関しては、オクターブ上下両方ともセットで覚えておくと後々楽になるかと思います。


ドレミファソラシドをもっともっと並べてみた

では今回の締めくくりに、4オクターブぶんのドレミファソラシドを楽譜にしてみました。

実際に音や鍵盤でも確認してみましょう。


鍵盤の図のにある赤や青、緑の矢印は、さきほどのそれぞれの矢印と同じ高さの音になります。

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