#2 はじめての楽譜 (1)
今回は、楽譜を読むにあたって
まず知っておきたい知識を学びます。
「五線譜」について
もはやお馴染みのコレですね!
この楽譜のうえに、さまざまな音符や強弱記号、奏法や表現のための記号が載って、楽譜となります。
では、早速…
「ド」の位置を覚えてみましょう!
楽譜を読む場合は、まず最初に
楽譜の左端に書かれている記号に注目します。
これもお馴染みの「ト音記号 ( 上段 )」と「へ音記号 ( 下段 )」ですね!
実はこの記号、音の高さを指定する記号なんです。
なので、この記号が抜けていると
どこが「ド」なのか分からなくなることがあります。
ト音記号の場合
ト音記号の場合は以下の位置にある音が「ド」です。
下に実際の音の高さを音声にしてアップしてみました
へ音記号の場合
へ音記号の場合、位置が少し( 1行ぶんだけ下に )変わりました。
また、実際の音の高さはかなり変わります。
このように、楽譜の左端にある記号が「ト音記号」か「へ音記号」によって
音の高さや、それに伴う音符の位置が変わってきますので
それぞれの「ド」の位置をしっかりと把握しておくと良いでしょう。
一緒の音があります。
さてさて。
先ほどの楽譜では、高い「ド」や、低い「ド」が幾つか出てきました。
そこで、、、
先ほどの2つの楽譜をまとめて表示すると、このようになります。
ここで注目したいところは、
赤い○で囲った2つの「ド」が、同じ高さの「ド」なのです。
こう見ると、ト音記号とへ音記号って
指定している音の高さが全然違うんですね!
ピアノなどは、左手で低音部分を担当することが多いので
左手パートは主に「へ音記号」が使われます。
また、弦楽器などでは
バイオリン / ギターなどは「ト音記号」
ヴィオラは「ハ音記号」( なんじゃこりゃ!? )
チェロ / コントラバス / ベースなどは「へ音記号」が使われることが主流です。
ハ音記号については、また機会があれば解説させて頂くとして、
今回は「そんなモンがあるんだね~」くらいに思っていただければ、と。
とりあえず記号だけ紹介させていただきます。
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