シンプソンズ シーズン4 エピソード1「キャンプ・クラスティ」
シンプソンズは僕の人生観にとても影響を与えたアニメです。
子供の頃から見てきましたが、一つ一つの作品を丁寧に見直していき
人生の指針を探ります。
あらすじ
オールC以上の成績でクラスティ主催のサマーキャンプ「キャンプ・クラスティ」に参加できるバートとリサ。
いつもオールAのリサは「態度」の欄でB+を取ってしまい自分を認められなくなる。
先生「誰でも一つくらい汚点があった方が良いのよ」
リサ「そんな事、私にはわかりません。」
バートはオールDの成績をA+に改ざんしてホーマーにバレるが、情けで「キャンプ・クラスティ」への参加を許される。
夏休みが始まり、6週間のキャンプ参加する前日、いつものように異常な早食いと奪い合いの食事の場面でマージは涙を流す。
マージ「これがしばらく見られなくなるなんて!」
キャンプに向かうバスが走り去ったのを見送った親たちは自分たちの時間を取り戻せる!と歓喜を上げる。
一方、「キャンプ・クラスティ」に到着した子供たちはクラスティがいない事に疑問を抱く。
クラスティはそのうち来るとだけ説明される。
当のクラスティはウィンブルドンに出向きテニス観賞。
キャンプではクラスティブランドの「おかゆもどき」のみを食べさせられる粗末な食事。
偽のグッチの財布を作らされるなど、散々。
バートはこれまでのクラスティブランド製品の粗悪さや都合の悪い事を省いた自叙伝より、今回のキャンプは本当に許せないと憤慨し、キャンプを乗っ取る。
メディアにこの事が報道されるとウインブルドンにいたクラスティはヘリでキャンプ・クラスティの現場にやってくる。
バートに問い質されるクラスティ。
バート「どうしてこんなひどいキャンプに名前を貸したの?」
クラスティ「トラックに金を山積みにして来たからだよ。金に目が眩んだ。」
クラスティはつぐないとすると約束し、子供たちをバスに乗せ、メキシコのティフアナに連れていき、バートはそこでタトゥーを入れた。
学べる事
・成績が優秀すぎる子供は自分の汚点を認められなくなる。成績はそこそこで良い。
・どんなに低俗な生活でもそれが日常であれば、かけがえのない価値をもつ。
・現実にも「クラスティブランド」のように、キャラクターだけが際立っているだけで中身が大した事ないものがある。それに気付ける人でいよう。
・粗悪な製品や嘘ばかりの本よりも、人が怒りを感じるのは「自分がした体験」に対してである。
・どんなにお金持ちになったとしても、自分が関わるビジネスは自分の目で確かめる。
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