見出し画像

職務履歴書を確認もせず、面接に臨んだ面接官に物申す!【転職活動】

37歳ワーママエンジニア。
この年になって始めて本格的な転職活動に一歩を踏みだし、初っ端にエンカウントした面接官の所業に、早速心が折れた話である。

お時間がある方はちょっと付き合って欲しい。

見方によっては面接官へのイヤミともとれる記載があるかもしれないが、事実のみを記載している。
面接官は「会社の顔」とも呼ばれるぐらいだ。応募者から逆評価される覚悟をもって臨んでいると私は思っているので、敢えて記載させていただく。

私のスペックなど

20歳で新卒入社した会社で早17年(内、産前・産後休暇+育児休暇2回取得)、時短勤務な37歳ワーママである。

地方にある中小メーカー企業のエンジニアであり、置かれた立場にそれなりに満足しているものの、「経営層と従業員の意識に温度差」「将来性のない事業」に危機感を持ち、転職活動に一歩踏み出した。

三年前も一度、転職エージェントに相談まではしたものの「地方勤務」「時短勤務」希望の時点で、「紹介できる案件はほとんどありません!」と言われ、ほぼ門前払い。

この数年でコロナ禍によるテレワーク化が進み、「ほぼフルリモートで働ける企業があるのなら、地方勤務にこだわる必要はない」と転職活動を再開したのが切っ掛けである。

ただ、現職があるので、数うちゃ当たる戦法はしようとは思ってなかった。転職エージェントから50社超の紹介を受けたが、応募したのは3社、その中で有難いことに書類選考通過したのが2社であった。

今回はその内の1社についてを記載させていただく。

今回面接を受けた会社について

某技術に特化した企業様である。
私もその技術に今年の4月から触れ、面白さを実感していたところだったので、渡りに船とばかりに応募したのが切っ掛けだ。

某技術に触れるにあたり企業名自体は知っていたものの、企業研究は応募してからおこなった。企業研究すればするほど某技術に対する熱意にあふれている会社で、私的には挑戦にあたる企業だった。

書類選考が通過しただけでも嬉しかった。
そんな気持ちで新卒以来の面接に緊張しつつも臨んだ一次面接。

面接内容の仔細は省くが、結果から言うと、翌日にはお祈りメールが届いていた。お祈り理由は「某技術に対するキャッチアップ不足」「相手の視点に立ったコミュニケーション能力不足」。私自身、面接終了後に自覚のあった点であったため、理由自体には納得した。

だが、あくまでも「お祈りされた理由」自体は、である。

面接官に対する逆批評

ここからは私のターンである。

前置きでも言ったが、面接官は「会社の顔」とも呼ばれるぐらいだ。応募者から逆評価される覚悟をもって臨んでいると私は思っている。容赦なく批評させていただく。

  • 面接官は職務経歴書を事前に見ていなかった

  • 前質問に対する回答から分かり切ったことを再度質問された

  • その企業で重要カルチャーと位置づけされていることを、その方は数年在籍されているにも関わらず二回しかされていなかった(他の方は週一ペース)

面接官は職務経歴書を事前に見ていなかった

職務経歴書をざっとでも見ていれば、絶対に出てこない質問をされた時点で分かった。簡単に言うと「某技術を実際にやったことはありますか?」と問われたのだ。

私の志望職種は某技術エンジニアなので当然、職務経歴書の目立つところに経験済みな旨は記載してあった。詳細を読まないと分からないならまだしも……職務経歴書の一枚目をさらっとでも見ていれば分かることである。

「職務経歴書の方にも記載させていただいてますが……」と私が言ったことで、慌ててマウスを動かして見始めている節があった。

また、書類選考前に「現在は時短勤務のようですが、応募も時短勤務希望ですか?」と(恐らく別担当者が)丁寧に聞いてきてくれたので、「いえ、リモート中心なら時短ではなくフル勤務できます」と申し送りしておいたのだが、それすら知らなかったことが露呈した。

情報共有されていなかっただけなのか、この面接官が把握してなかっただけなのかは知る由がないが……。

前質問に対する回答から分かり切ったことを再度質問された

えっ、ちゃんと私の話、聞いていなかったの……? 状態である。

私の説明が分かりにくかったから理解されなかったとか、そういうレベルの話ではない。

「某技術に対する個人用アカウントは持っていますか?」と問われたので、「いえ、現職の企業で扱っているアカウントはありますが、個人用アカウントは(このような理由で)持ってません。」と回答した後の話である。

「某技術に対して、仕事以外で実際に使ってみたことありますか?」と問われたのだ。当然「(個人用アカウントを持っていないので)ありません」となる。

あったら、仕事中に仕事用のアカウントで遊んでいたことになってしまう。

うっかりしてしまった質問とも取れたが、何だか画面を注視しながら聞いている素振りだったので、面接で聞くことリストみたいなのを見ており、私の話をまともに聞いておらず、流れで聞いてしまった感をかもしだしていた。

重要カルチャーをないがしろにしている面接官

こちらの企業様は、週一ペースで行うことが推奨されている重要カルチャーがあり、世間にも分かりやすいカタチで公開されている。

各個人どのようなペースで行われているか、とても分かりやすく開示されているのだ。

それが数年在籍されているにも関わらず、2回しか行われていない面接官さん。

あれっ、重要カルチャーなんですよね???(すっとぼけ)

この企業様の一次面接の位置づけは、カルチャーに合っているか見る面接と銘打っていた。

見ようによっては重要カルチャーをないがしろにしている人に、カルチャーに合っているかどうか見極められていたことになる。

まとめ

新卒以来の面接一発目で早速もやっとしてしまったため、吐き出してみた。

ぶっちゃけ、お祈り理由自体は納得しているが「お前に言われたくねーよ()」が本音である。

新卒の時も感じていたが所詮、面接は化かし合いごっごなのかと心が折れた……と言うか、一気に虚無感に包まれた瞬間だった。

ややイヤミが混じっていると自覚しているものの、最後にこれだけは言っておく。

面接官さんも、きっと毎日まいにち、多くの応募者をさばいていらっしゃることだろう。同じようなことを言う志望者に飽き飽きしていたのかもしれない。

しかし、こちらとて現職を持っている以上、時間がない中で職務経歴書を書き、企業研究を行っているのだ。現職にばれるかもしれないリスクを背負って転職活動をしている身の上なのである。
仕事である以上、生半可な覚悟で面接官を名乗らないで欲しい。

もし仮に、私を担当した面接官さん。職務経歴書を端から端まで見れば、ここにたどり着けているはずである。もし、これを目にしたのなら事実を真摯に受け止めていただきたい。

そして、相手の視点に立った誠実な採用活動を心掛けてくださいと、心の底より願っております。

気が向いたら、ある業界の人なら企業特定できるくらい仔細を追記して、有料記事にするかもしれない。

転職活動一発目の面接で心が折れた精神惰弱なわたくしに、こころばかりのサポートいただけると大変嬉しいです。