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きちんと伝えようとすると大げさになってしまう

またしてもカエラちゃん。
ずっと気になっていた「NIKKI」を、買いました。(メルカリで…。)
1ページ目から、1行目から、「木村カエラ」という人にぐっと惹き込まれて。
思春期の頃の自分にとっては、ファッションリーダーであり、大好きなアーティストという存在だった。雲の上、違う世界。服や曲を通してしかきっと感じていなくて、私の中に、カエラちゃん自身は存在していなかったかもしれない。と振り返る。
けれど、いまを生きる「NIKKI」の中のカエラちゃんは、まるで友だちみたいな感じで。
結婚して、子どもを産んで、家族がとても大切で。だけど自分も大切で、自分のやりたいことに向かうハードルが上がっていく。チューニングが合うまでに時間がかかるようになる。
体調とか、感じ方とか、愛とか、生き様とか、カエラちゃんのそういうものがいっぱい詰まっていて。
本当に、まるで、友だちの話を聞いているような。まるで、私の気持ちが書かれているような。


カエラちゃんの曲は、勇気をくれたり、ふっと肩の力を抜かせてくれたり、
生きていることの素晴らしさを感じさせてくれたりするけど、
「木村カエラ」という人がいるからこその、それなんだなあって思った。


あの頃から十数年が経って、カエラちゃんにこんな風に共感するなんてびっくりだし、うれしいし、すごくすごく身近に感じる。
でもきっとあの頃の、ただただカエラちゃんが大好きだった気持ちと時間が下地になっていることは明らかで。

いま、私が考えていることや、環境や、置かれている状況やいろんなことが、「NIKKI」を求めていた。
タイミング。縁。巡りあわせ。絶対そういうのってあるよな、と思うタイプです。

行動しなければ何も変わらない。
私の場合、書かなければ何も始まらない。
今年もまた、小説を書いて応募しよう。と誓った今日このごろです。

PC買い換えよう。

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