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仕事帰りお笑いライブ&休日半分お笑いライブ

先週は仕事での疲労が毎日エグくかった。苦手な作業をずっとしていたので脳みそがギュッと凝り固まる感覚。

こう言う時は早めに帰って早めに寝たとてストレスを翌日に持ち越してしまうので、好きな芸人が出てるお笑いライブに行くに限る。

10/11(水)19:00「サンミュージックGETライブ」

サンミュージック事務所ライブ「GETライブ」の2日目。(ランク毎に分かれ3日に渡り開催される。)
会場は新宿バティオス。目当はMCの三拍子。

オープニングトークでは三拍子久保さんの誕生日について触れられたが、高倉さんが8日をハツカと言ったり心ここに在らずな様子で色々とおかしかった。(余談だが高倉さんと同郷の後輩芸人きつね日和のおいなりさんも同じような言い間違えをしていたので帯広あるあるなのかもしれない。)

久保さんが何かを言い掛けてもボケで遮りまくる高倉さん。
「俺がそれやるとおまえ怒るだろ!!」とつっ込む久保さん。
めちゃくちゃ笑ったが、最後まで語られなかった久保さんが言い掛けた話がなんだったのかとても気になる。

半年ぶりくらいに来たら色々と変わっていて、トーナメント表がホワイトボードで分かりやすく提示されるようになったり、観客投票は用紙への記入からGoogleフォームでの送信に。
以前はなかったエンディングでの写真撮影可のアナウンスもあり、心置きなく写真をたくさん撮ることができた。ありがたい。
また、来場記念に限定写真をもらえるWEBサービスも開始。今回は超ベテラン大御所コンビぶっちゃーぶらざーず(片方は事務所の副社長)の2人の写真をもらうことができた。

ここの事務所ライブは全てのネタが終わった後に全出演者が舞台に再登場しトークを繰り広げる。

告知をしたり、ちょっとしたネタを見せたり、人数が多いのでとても賑やか。三拍子兄さんが一人一人に見せ場ができるように上手く立ち回る。

その間に投票の集計が行われ、ライブの最後に結果発表。下のランクに降格したり、昇格したり、今回のライブの優勝者が決まったりが目の前で発表されるので結構盛り上がる。

2日目はランク上位のG1とG2によるライブなので全員おもしろい。好きな組に何個でも投票できる方式なので、好みの問題だと思う。

降格してしまったけど村民代表南川さんと初めて見た鳥谷尾だいきさんはおもしろかった。

三拍子はMCなので投票とは一切関係ないが漫才も披露。定期単独ライブでもやった「無茶振り漫才」
初めて見た時と2回目、3回目以降で見方や楽しみ方が変わってくるのでおもしろい。感覚としてはサスペンスドラマに似てる。犯人を推理しながら見る楽しみ方と、犯人がわかった状態で見る楽しみ方。

オチに行く直前で台本でもアドリブでもない部分が現れておもしろかった。

会場を出る頃にはだいぶ気持ちがスッキリしていたので、ストレス解消に仕事帰りお笑いライブは最高。

10/12(木)19:30「お祝いムード2023 10月号」 

行こうかどうしようか迷ったが「何か楽しいことでもないとやってられない」な気分になったので昼休みにチケットを購入し仕事終わりに会場へ。

会場のA Talk Club WOOFERは料理が美味しい。

特にこのスパイスキーマカレーがお気に入りで行くと必ず食べている。
おじさん達のおもしろ話を聞きながら美味しい料理とお酒も楽しむことができるのでWOOFERは最高。

「お祝いムード」は和賀勇介さん、どいちゅーさん、ロビンソンズ北澤さん、砂川禎一郎さんが定期的に開いているトークライブらしい。今回はジンカーズ樋口さんが急遽駆けつけて、ゲストは三拍子の高倉さん。

樋口さんは芸人をしつつムロツヨシさんのマネージャーも務めているらしい。

やはりゲストの話がメインで、先月デビューしたユニットグループ「強烈」や専門学校時代の話、ここには書けないギリギリのラインの話などが語られた。(ギリギリのラインの話が1番おもしろくて爆笑した。)

和賀さんも東京アナウンス学院出身で高倉さんの1年後輩、久保さんと同期なので昔の2人の話を深掘りして聞くことが出来てとても良かった。

久保さんは専門学校時は全然おもしろくなかったらしく(和賀さん談)、努力を積み重ねて今の久保さんがあると思うと超格好いい。パワフルなツッコミは見ていて気持ちが良いくらいだし漫才中の表情や動きも含めておもしろい。トークもおもしろく聞いていると謎の説得力があるし、ボケもおもしろい。 

高倉さんが話す和賀さんと久保さんのツッコミの違いも面白かった。(和賀さんは相手をおもしろくすることに重点を置き、久保さんは自分もおもしろく見せる。)

高倉さんは「強烈」のコントでの演技の話、他のユニットグループの話、Xで見かけた動画の話、ギリギリなラインの話、久保さんとの話など色々な話を聞いてめちゃくちゃ真面目で一生懸命で良い人でおもしろいなと思った。

以前は久保さんに台本などを送っても返信すら来なかったらしく、久保さんからLINEで「ありがとう」の一言やスタンプ、顔文字のリアクションをもらうだけで嬉しいらしい。良い人すぎる。
誰かが高倉さんは「久保のちょろい彼女」と言っていた。

酔っ払った和賀さんがうっかり口を滑らせた場面が2回ほどあってヒヤヒヤ(ニヤニヤ)したが、今後の三拍子に期待大。

終演後も和賀さんと樋口さんはずっと会場で飲んで喋っていたのもおもしろかった。

10/14(土)Wonderwave 小波・中波・大波

きつね日和が所属するビクターミュージックアーツの事務所ライブ「Wonderwave」
ランクが小波・中波・大波の3つに分かれていて1日で3回ライブが行われる。ランクは観客投票で決定する。

この日は初めて小波から大波まで全て見た。

小波(12:30開演)

きつね日和が出る中波と大波しか見たことがなかったので小波は初。
先月の大波ライブで2位を獲得した秋山シュンさんこと薔薇田薔薇男がMC。

事務所ライブで薔薇田薔薇男を初めて見たのは確か昨年の4月頃。会場は歌舞伎町のSpaekleだった。

その頃は股間から薔薇の花が一輪生えてる衣装だった。バラやローズに絡めたダジャレを言う基本スタイルは今と同じ。おもしろいとかおもしろくないというより、変なのが出てきたことにワクワクしたような記憶がある。(会場はシン…としていて、ちょっとだけ苦笑いというか滑ってるなぁみたいな笑い声が聞こえるくらいだった。)

その後、一回だけ手枷をはめてマントで全身を覆ったキャラクターのネタをしていたが、あとはずっと薔薇田薔薇男。
やっていることは大体いつも同じだが見る度に何故かおもしろくなっていき、今では出てくるだけで笑ってしまう。

また、薔薇関係のダジャレを言うスタイルはずっと変わらないが、暗転中に歌って登場したり、最近では探偵ドラマっぽい演劇スタイルを取り入れたり、昨日は遂にパラパラを踊ったりと新しい要素も次々に取り入れている。

薔薇田薔薇男の為に100万円以上かけて全身脱毛をしたり、1万円以上もする警察手帳の小道具や高級ブランドの香水を買ったりもしている。

やっていることは実にバカバカしいのに、本気でやっているところがとてもおもしろい。

その本気が実ったのか、先月の大波で2位を獲得。今回の大波でも会場はかなりウケていた。

秋山シュンさんはライブ中のトークで空回りしていることが多かった。
今回MCをすると聞いてどうなるのかと思ったが、めちゃくちゃ上手くまわしていた。まさか薔薇田薔薇男のキャラのまま出てくるとは思わなかったが。

同期のエコブロックと

後輩から先輩、年下から年上までどの芸人さんにも好かれているらしく、和気藹々とトークをしていて楽しい。次回も秋山さんMCが良いくらい。

大波でのトークも今回は空回りせずちゃんとおもしろかった。

いつもきつね日和目当てで見にきているが、1年近く通っていると他の芸人さんにも愛着がわいてくる。
秋山シュンさんしかり、後輩のエコブロックしかり、どんどん腕を磨いておもしろくなっていく様子を見るのも楽しい。

中波(15:00開演)

お笑いライブ3連続は疲れると思ったが、18:30開演の大波まで時間があったので見ることに。

マッチョ漫才コンビのねこじゃらしの漫才が更におもしろくなっていた。一時期、筋肉を生かしたアクション多めのネタもやっていてそれも好きだったが、2人は喋りもおもしろい。

11月に単独ライブを控えているさんぽのコントもとてもおもしろかった。  

「お姉さんこれ撮ってどうするの?」と言われた一枚

大波(18:30開演)

大波前半

ビクターのお笑い部門はまだ出来てそんなに年数が経っていない。その為か、変な芸人がいっぱいいて変なネタがたくさん見られる。
大波は前半に濃い芸人と濃いネタが集まり、MCの響さんは疲れていた。

サンミュージックの事務所ライブはネタが全部終わった後にトークの時間が設けられているのに対し、ビクターは3〜4組毎に1回トークの時間がある。

1組毎に前に出てエピソードトークを行うので、コンビ名や人柄などを覚えやすい。

来週M-1の2回戦を控えたきつね日和の漫才もめちゃくちゃおもしろくて今日も良い具合にメガネが吹っ飛んだ。もはや伝統芸の域。
トークではおいなりさんが伏見稲荷でお稲荷様の石像の墓場らしきところに迷い込んでから不可思議な現象が起こり始めるようになった話。さすが、生きているだけでおもしろいことに巻き込まれがちな生粋の芸人体質なおいなりさん。

おいなりさんが「祈る」と「おいなり」を混ぜて「いなる」と言い間違えてしまったことから「イナニー」と言う新語でからかい始めるくだりもおもしろかった。ビクターの事務所ライブは自由度が高く堅苦しくないところが良い。

大波のゲストはTOKYO COOL。

ライブを三つ見た日の締めくくりにTOKYO COOLは濃かった。響さんが「どうもすいませんでした!」の持ちネタを全然使わないことを漫才中に何度もいじっていておもしろかった。

終演後、階段の下では響の長友さん、会場外では若手芸人数人が観客を見送っていた。
ビクターの事務所ライブは全体的にアットホームな感じがして良い。

小波から大波まで3つ全部見ても合計3,000円しかしないので土曜日に暇を持て余している時は是非行ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに小波は500円。

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