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わたしたちが活動している大分県でも、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用されていて、現在、わかばハウスの居場所活動を休止しています。

それでも、わたしたちは、また、わかばハウスの居場所活動が再開できると信じて、今できることに取り組んでいます。

わたしたちは、毎年、18歳の春に大分県内にある9つの児童養護施設を巣立っていく子どもたちひとりひとりに、体温計を贈る活動をしています。

子どもたちは新生活を始めるにあたり、衣類、電化製品や家具といった衣食住の目に見える部分を揃えることに精一杯になり、自分自身の体調管理は後回しになりがちです。頼れる人がいない環境で生きていくための一助になればと始めた体温計の贈呈は、かれこれ6年近く続けています。

コロナ禍の必需品の体温計ですが、一昨年ほどではありませんが、お店によっては「お1人様1本限り」と制限が設けられていることがあり、今もなお入手が難しい状況にあります。しかし、コロナ禍の今日だからこそ、不安な気持ちを抱えながら児童養護施設を巣立っていく子どもたちのために体温計の贈呈を継続したいと考え、春の巣立ちに間に合うように準備をしています。

☆活動場所
大分駅から徒歩圏内の住宅街にあります。

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現行の児童福祉法で児童養護施設等で暮らす子どもたちは18歳を迎えると入所措置が解除となり、自治体が行う社会的養護自立支援事業の対象は原則22歳までとされています。現在、この「18歳の壁」を撤廃する動きが進められています。わたしたちは、年齢は関係なく、わかばハウスに足を運んでほしいと考えています。
仕事のこと、お金のこと、恋愛のこと、結婚のこと、家族のこと、、、年齢では区切ることができないことばかりです。コロナ禍の今だからこそ、ひとりで抱え込んでしまった思いを吐き出してほしいのです。

☆Facebook
主に居場所活動の情報発信をしています。

こちらもどうかよろしくお願いいたします。

一緒に歩こう会 居場所サロンわかばハウスの活動は、記事を読んで下さったみなさんからのサポートで支えられていますm(__)m