オンラインSST、始めました

大分県大分市で児童養護施設や母子生活支援施設、里親等で生活したことがある中学生以上の方の居場所作りをしています。

この春、児童養護施設を巣立っていく18歳の子どもたちを対象に、２月26日(土)に、オンラインで研修を実施しました。

本来なら、大分市で対面での研修会と、地図を頼りに予約した時間通りに相談機関（児童アフターケアセンターおおいた）とわたしたちの居場所サロンわかばハウスに訪問するリアルオリエンテーリングを計画していたのですが、コロナ禍のため、残念ながらオンラインでの開催となりました。

研修会では、九州労働金庫大分支店さまのご協力で、金融機関の立場での今年4月からの成年年齢引き下げやお給料のことなど、児童養護施設を巣立った後に直面するお金に関することをわかりやすく解説していただきました。

初めてのオンラインでの開催で不手際も多々ありましたが、無事終えることができました。

例年は、この高校3年生の研修会とリアルオリエンテーリングの終了後に、卒業記念品として、体温計とこれまでの研修会で学んだ内容をまとめたファイルを手渡していましたが、今年は、大分県内の高校3年生が暮らしている8つの児童養護施設に宅配便でお届けしました。この卒業記念品として体温計を贈る活動は、6年ほど続けています。新しい生活に向けて、家具や電化製品、衣類といった目に見える部分を揃えることに精一杯の子どもたちに、コロナ禍での健康管理の必需品となった体温計を贈呈することで、健康管理の大切さを伝えることができたらと思っています。

☆お知らせ
明日3月1日より居場所サロンの活動を再開します。

☆活動場所
大分駅から徒歩圏内の住宅街（大分市金池町4丁目9-4）にあります。

☆Facebook
主に居場所サロン活動の情報発信をしています。

わかばハウス（一緒に歩こう会／居場所サロン）