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【企画!】noteスポーツカテゴリ×スポーツイズビューティフル〜

スノーボード・平野歩夢(ひらの あゆむ)

スケートボードの次はスノーボードかよ!と突っ込まれることを承知で、あと一人だけ、紹介させてください!!

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ドレッドヘアでピアス、平野紫耀似のイケメンなので何をやってもいいのです。いや、そうじゃなくて・・

ハーフパイプとは、文字通り、管を縦に半分に切ったものを横にしたような形で
す。そこをスノーボードで左右に滑り、縁(リップ)から離れる時に高く飛び、回転したり、体を反って板を掴んだりする技(トリック)をする競技です。

彼は、リップから6メートルぐらいの高さで飛び出します。そして縦に2回転、横に4回転して、またリップに着地する。すごいことをやってのけます。

まぁ、詳しいことはネットで調べられるので、ここでは私の解釈で紹介します。

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見よ、この高さ。

あなたはスポーツを見ている時に空を特別に感じたことがありますか?空の青さや広がり、空間や静けさを、スポーツを見て気づいたことがありますか?スノーボードを見たときに、そんな感動的な瞬間がありました。

ショーンホワイトと平野歩夢くんのハーフパイプの競技を見た時、ゾクっとしました。その高さと、滞空時間の長さに、ほんの一瞬、宙で時が止まったように見えるのです。

ショーンホワイトはまるで、空に吸い込まれていくように飛んでいきます。そして、そこにゆりかごでもあるかのように、ゆったりと空で楽しんで帰っていくのです。

平野歩夢くんはもっと高く飛びます。彼は、あまりに急に、速くやってくるので、人という重さを持ったものではなくて、軽い物体のように感じます。そこでくるくると回る姿は、時間や重力や上下が違う世界を見ているようです。彼の背後に広がる空は、つながった宇宙、現実感のない壮大な広さと一瞬の静寂を感じるのです。

スポーツを見て、空をこんなにも多彩に感じる種目は初めてでした。彼らのパフォーマンスを見ると心震えます。一瞬の宙のトリックに鳥肌が立ちます。

実は彼らはどちらも練習中に死ぬほどの大怪我をしています。歩くことはおろか、静かに寝ることもできないようなひどい状態から立ち上がり、リハビリを受け、またスノーボードの世界に戻ってきたのです。

もう感動を通り越して、宿命のようなものを感じました。彼らは命を燃やして、この競技に向き合っている。命をかけた戦いを平昌オリンピックで見ました。

その後、平野くんは銀メダルという栄光を捨てスケートボードに転向しました。もともと彼はスケートボーダーだったので、そこに戻ったのです。そしてショーンホワイトも、スケートボードに戻りました。

理由は一つ。スケートボードがオリンピックの種目に決まった東京で、頂点に立つことです。

ちなみに前回、紹介した堀米くんは、スケートボードのストリート(ベンチや階段、手すりなどを置いた舞台でするパフォーマンス)という種目に出る予定です。平野くんとショーンはパーク(お椀型の舞台で滑り、リップでトリックをしたりする)という種目に出場予定です。

ワクワクしませんか?

来年のオリンピック、特にスケートボードは見逃せませんよ!!というわけで、結局スケートボードを2回にわたり猛烈プッシュしました。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

企画発案者のチェーンナーさんにお返しします!!




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