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焼鳥に串がなかったら、なぜ美味しさが半減するのか

うちの長男の話なんですけどね、この間の3月に二十歳になって、大学生なんですけど、新しいバイト最近始めたんですよ。

それが、上野で居酒屋さん。

お友達が仕事している居酒屋さんがあって、そこに友達から誘われて行くようになったんですけど、 たまたまなんですけどね、上野って家からすごく近いエリアなんですけど、その店に僕たまたま前に一度行ったことがあるんですよ。

居酒屋メニューが美味しくて、また行きたいなと思ってたお店に息子がバイトで行くことになって、 今月から始めたんですけどね、今まで2回か3回くらいもう既に行ってるんですけど、是非、息子がそこでバイトしてるんだったらそこまた行こうって絶対思ってるんですけど。

まだ行ってすぐで仕事を覚えることに集中しなきゃいけない時期だから、また来ないでくれって言われているので、早く、もう来ていいよって言ってくれないかなと思って、その時期を心待ちにしているんですけど。

息子が来ていいよって言うようになったらね、 僕のことですから、行って写真撮って投稿してとかやっちゃうと思うんで、気になった方はお声掛けいただければ上野で、よく皆さんと行くのはラムチョップ行くことが多いですけど、 もう一つの選択肢として、ワカの息子が働いている居酒屋、そこも面白いかなって思います。
早く行きたいな。

息子が働いている居酒屋さんってね、やきとんっていう言い方東京だけかな、 豚のホルモン系とか串に刺してあって焼くやつなんですよね。
僕はとにかく串に刺さって焼いてある焼き鳥しかり、やきとんしかり、もつ焼きとかって言い方もするけど、 大好きなんですね。

この間もね、バンド仲間と、この間の4月1日のライブが終わった後に軽くロスになってまして、軽くじゃないですね、重く。ライブが楽しすぎたので、その後の反動でもうね、重度のバンドメンバーロスになっていたんですよ。今もそうなんですけどね。

メンバーのうちの1人が、同じ会社ではないんだけど関連会社に勤めていて、場所もかなり近いもんですから、会おうと思えば会える距離にいるので、数日前に仕事の後にちょっと飲んでいたんですよ。その時行ったのも、もつ焼きのお店。串に刺さったもつを焼いてくれるお店ですね。

それ食べながらね、息子のそのバイトの話もあり、バンドメンバーと飲みに行った時もあり、思い出した話があるんですね。

それが今日のタイトルになってるんですけど、 焼き鳥に串がなかったら、おいしさが半減する、なんでおいしさ半減しちゃうのかというお話です。

これは、僕が学んでいるマーケティング、エクスペリエンスマーケティングって言うんですけど、 略してエクスマって言うんですが、エクスマの先生、藤村先生がTikTokで喋ってるのを覚えていて、なるほど、へーと思った話なんですけどね。
確かに焼き鳥って串に刺さってないと、なんか味気ない感じがしますよね。
一品料理として鶏を焼いたやつがお皿で出てくる、 そういうのもあるんだけど、やっぱり焼き鳥はね、串に刺さっててもらいたいなって思いますね。焼き鳥だけじゃないですね。団子とかフランクフルトとか、 あとはもしかしたら棒アイスとかもそうなのかもしれないけど。
串に刺さってる系、棒に刺さってる系って、ちゃんと刺さっててくれるのがやっぱり、いいっすよね。

でね、なんでその串に刺さってるのがいいのか、逆に言うと、刺さってなかったらおいしさが半減するのかっていうのは、原始時代の記憶が、我々人間の遺伝子には残ってるからだそうなんですよ。

串に刺さってる料理って、手で持って食べますよね。ナイフとかフォークとか使わないで。
串の端っこを手で持って、それを口の方に持ってきて、 かじって、串をこう抜いて、食べるっていう。その一連の動作が、我々の遺伝子の中に残っている原始時代の記憶を刺激するそうなんですよ。
狩りに行って、獲ってきた動物の肉を焼いて、骨の部分を持って食べるとかいうね、そういう原始の記憶、それが刺激されるそうで。

あとは食べ終わった串ね、串食べ終わったらお皿に置いといたりとか、串入れに置いといたりするじゃないですか。その残った串も、やっぱり原始時代の記憶で、肉を食べ終わった後に残った骨、そういう記憶があるからそれを刺激されて、食べ終わった後も、終わった串が置いてあることでビジュアルとして、食べた感というか、満足感が得られる。

そんなお話をTikTokで聞いたんですよね。
なるほど、面白い考察だなと思って。

ちょっと仕事に置き換えてみると、仕事の中でお客さんの原始の記憶を刺激しましょうって言っても考えるのは難しいんだけど、 まあそこまでの話ではなくて。
やっぱり焼き鳥って、食べて美味しい、ただ鳥の焼き加減が良いとか、タレが美味しいとか、 良い銘柄の鶏肉使ってるとか、そういうところがもちろん味を左右する重要なポイントではあるけど、プラス、手掴みでガブッと噛んだ後に串を横にグッて抜く動作とか、そういうところ。
要は人が喜ぶ、人がそれをやると楽しいとかね。

今日の話をメモっている時に気の利いた事例があまり思い浮かばなかったんですけど 一つちょっと思いついたのは、ものすごい事務的な 例えば納品書を送るとか請求書を送るとか単にこの伝票を封筒に入れて送る、受け取った側は封筒を開けて数字の確認とか、そういうものすごく事務的な仕事だけど なんかそこに面白いなって思ってもらえる仕掛けがあったら面白いなとか思って。

例えば伝票と一緒に何か紙が入ってて、そこにランダムでオリジナルのメッセージカードみたいなものとかオリジナルの俳句とか入ってるとかね。
受け取った側は今日ここの会社から伝票が届いたな、今日は何が入ってるんだろう?ってね、伝票と一緒に入ってるカードは今日は何かな?みたいな。

そんな楽しみを持ってもらったら、それで直接売上がアップするとかっていうことではないけど、ここの会社ってこんなに面白いことやってるなとか、この会社こういう面白がり方が好きだよなとか。

そうなってくると、品質とかサービスとか値段とか、そこで競争する他社と比べられるようなところではない独自の価値・意味っていうのが生まれるかもしれないし。
そんなこともいいかなと思います。

ちょっと話が若干最後ずれがちになりましたけれども、焼き鳥に串がなかったらなぜ美味しさが半減するのか?

それは串に刺さっているからこそやる動作、それが実は人間の原始の記憶を刺激してるんだっていう、そんなお話でした。

今日も付き合ってくれてどうもありがとうございます!
それではまた。アリーヴェデルチ!

※ この記事は、音声配信アプリのstand.fmで喋った内容を自動で書き起こした文章に修正を加えて作ったものです。

若山 倫 (ワカ) / 黄金体験ラボ

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