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「私たちは違和感を飲むのが当たり前になっているけど、もう解消していかないといけない時なんだよね。」

タイトルは、今朝、友人のラインに送ったメッセージ。

このところ私たちが取り組んでいたことが、ようやくスッキリと整ってきたので、業務連絡ついでに、こんな言葉を伝えた。

これは、「新しい家族の形」を目指していくと離婚を発表したタレントさんと、自分達を重ね合わせて出てきた言葉なんだけれど、それにしても、朝もはよから重っくるしい内容。

自分で送っておきながら言うのもおかしいが、人づきあいというのは、色々と難しく、めんどくさいものだ。いつも一言多い私を、うまいことかわしてくれる友には感謝している。

理不尽だろうと、違和感があろうと、我慢が出来るなら飲み込み続けるという選択もある。大人の世界というのは、不平不満を抱えながらも、「しょうがないよね」と身を切り続けることが普通なのかもしれない。

しかし、「おかしい」と気づいたなら変えるべきだし、宙から見たって、今はそうした方がいい時だ。

とはいえ、一度出来上がった「形」を変えるのは大変なこと。

色々と考えて調整しなければならないし、周囲に理解してもらうためには労力もいる。理解してもらえなくて関係が悪くなってしまうことだってある。大切なものを失ったり、拒否されたり、反撃されたり、そうした怖さを乗り越える勇気だって必要。もしも、これまでも試みてきたことがあるなら、「きっとムリだから」という思い込みを捨て、停止している思考を再起動させなければならない。

これはとても面倒なことだ。出来ることなら誰かになんとかしてもらいたいし、「新月だから新しいことが始まる」なんて言葉だって信じたくもなる。

でも、待っているだけで誰かが何とかしてくれることはあまりない。新月だからといって状況が刷新されるわけでもない。

けれども、月が満ち欠けし続けるように、この地球には「形」が変わらないものなんてないし、人の心だって移り変わっていく。

自分の気持ちに違和感があること、どう考えてもおかしいと思うこと、時と共にバランスが悪くなってしまったことは、時と共に変え続けていく方が自然ってものだ。

周囲の状況に動かされて生きていると気づけないが、私たちは、自分の力で状況を変えていく力だって持っている。

きっとムリ、自分には出来ないと思っていることでも、ものごとの見方や、やり方を変えてみると意外と突破口はあったりする。

一度も、正々堂々と言うべきことを言ったことがないなら、きちんと向き合って話してみることで、あっけなくものごとが動いていくこともある。

新月だから新しいことが始まるのではなく、自分の心に従って、自分の形を目指しはじめた時から、新しいことが始まるんだ。



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