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今週の宙予報「汝、かもしれないに振り回されることなかれ」

さて、新型ウイルスや他所のご家庭の不倫話でニュースも芸能界も賑わっておりますが、直接話したこともない人のご家庭のことや、エビデンスのない『かもしれない』情報に振り回されて、腹を立てたり、哀れんでみたり、必要以上に怯えたりはしていませんか?

はたまた、ご自身についてや、身の回りの『かもしれない』ことに戦々恐々としてはいないでしょうか?

ここしばらくの宙模様は、『他人が言うこと』や『世間のニュースや社会の関心ごと』へと意識が向きやすい配置が続いておりますので、ともすると『かもしれない』に振り回されてしまいがちな状況。
それでいて、そんなモヤっとした実体のないものに対して『自身の理想』や『こうあるべき』、『こうであって欲しくない』といった思いが強く出てしまうこともあるので、社会全体が殺伐とした空気に。

こういう時はしっかりと結界をはり、外から入ってくるあいまいな情報に振り回されないようお気を付けくださいね。

かくいう私も、実はここのところ『かもしれない』にあたふたしていた一人。

それというのも、定期的に痛くなる膝の痛みが年末からぶり返していたものの、何年か前に良いと聞いて行った病院では「骨は何でもないから痛み止めの薬を出す」とあしらわれ、接骨院では『筋肉をつけなければ変形性膝関節症になる』と脅かされた過去の記憶から、どこに行ったってどうせ治せない。。
と勝手に思い込んで、今回も痛みが消えていくのを運動しながら待っていたからなのですが、ボッコリと変形した膝の様子から、とうとう変形性膝関節症で手術か?リュウマチか⁈と内心はビクビク。
しかし、ついにこの痛みが今週ピークに達し、膝を伸ばすことも曲げることもできない状態に。。

ところが、観念して病院へ行くと意外な診断に呆然。

医師は「ガングリオンだ!それもだいぶ前からのがたくさん詰まっている!抜こう!!」と診断するや、間髪入れずに注射器をブスッッ!

『かもしれない』なんかに振り回されずに、もっと早くにセカンドオピニオンを求めていれば、こんなに痛くなかったかもしれないのに。。
なんて考える余裕なんてないほど、膝に刺さったぶっとい注射器が痛いのなんの。

みなさまも、『かもしれない』なんてエビデンスのないものに振り回されないようにお気をつけください。

特にこれから数年は不安要素が多くなることが予想されますから、誰かが言ったことは『本当にそうなのか』を確認し、外から入ってきた情報は真偽を確かめる癖をつけておかれますように。
また、医師や先生という肩書や周囲の口コミを鵜呑みにせずに、セカンドオピニオンを自ら取りに行くことも大事ですからね。

人間は自分以外には敵はほとんどいないものです。最大の敵は常に自分自身です。判断を誤ったり、無駄な心配をしたり、絶望したり、それこそが敵になるのです。「あなたの運命は、あなた次第である」

フランスの哲学者アランの言葉



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