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当たり前は時代と共に変わる。 時代が変われば善悪も変わる。

「みんなそうだって言うけど、みんなって何人?誰かって誰?ほんとにそうなの?見たことないものを信じるの??」

そんなことばかり子供時代から言っていたので、母は私のことを『ものごとを真っ直ぐに見ない、社会を横から見る子』と変わり者扱いしていた。
でも、私からすれば誰かが言ったことを確かめもせずに信じている『大人達の方がおろかだ』と思えてならなかった。

子供には『良いこと』『悪いこと』を教えるのに、大人は『良いこと』はやらないし、『悪いこと』はやり放題。嘘はつくし、見て見ぬふりはするし、本当かどうかわからないものを信じているし、困っている人を助けもしない。体罰も、いじめも、ハラスメントも、被害者の方が泣き寝入り。。この世界は矛盾だらけのおかしな世界。
これができるようになることが大人になると言うのだろうか?

なんて、中二病をこじらせていた二十歳の頃。『もう、こんな汚い世界なんて見えなくていい!』と思ってからすぐに視力が低下し始めたので、人生の半分以上はメガネを通して世界を見ている。。

あれから約30年。
ようやくこの頃、政治もマスメディアもフィクション。SNSは人の意見。誰かが『これからはこうなる』と言ってることは、そうなると都合が良い人達が作り上げた価値観。。
ということぐらいは多くの人が気づき始めているように感じられるようになった。

当たり前は時代と共に変わる。
時代が変われば善悪も変わる。

『黒だとわかっているのに、白のふりをしていたものは黒へ』と変わりつつある流れも加速しているが、今すぐに全ての矛盾は整理されないだろう。

それでも、今の子供達には『被害者が泣き寝入りすること』が当たり前でない社会を手渡していきたいものだ。



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