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人生は短い。 だから友よ、空騒ぎしたり、争ったりする暇なんてないんだ。

めちゃくちゃ腹立たしい。
週明けのJアラートのせいで、まだ胸がザワザワしている。

いや、悪いのはJアラートのせいじゃない。

撃った方が悪いのか、撃ちこまれても黙っている方が悪いのか。それとも、別の力が働いてるのかもしれないけど、まったくもって腹立たしいったらありゃしない。

Jアラートの不気味な警報画面を見つめながら、「死にたくない」と呟く我が子の姿を見たら、ホントにもう、腹立ちを通り越して、こんな時代に生んだことが申し訳なくなってしまった。

私が日本の偉い人だったら、絶対に黙ってないぞ!!
なんて思うけど、私が偉い人になることはないし、もし仮になったとしても、真っ向勝負なんて出来ないのだろう。

なにせ、我が国には交渉カードがないのだから。。


そういえば、今は天秤座の季節。

天秤座は、正義と知性のサインで、”備わったバランス感覚で周囲との調和をはかる”なんて言われているために、人に合わせるのが上手で、『平和』を愛するというイメージになっているようだが、そんな天秤座の季節にミサイルがどんどん撃ち込まれている。

しかし、そもそも天秤座というのは、『平和』という言葉から連想するような穏やかなサインでもない。確か、プーチン大統領も天秤座だったと思うが、天秤座は、ただ周囲に合わせるのではなく、自分で考えて動く活動宮だ。他者からの刺激がトリガーにはなっても、バランスは自分を軸にしてはかる。

天秤座の人々が持つ他者への並々ならぬ関心は、時として”他者への批判的な態度”となることもあるし、正しくないと思うことには黙っていられなかったり、はっきりとした物言いで人をヒヤッとさせたり、けっこう喧嘩っ早い人も多い。

つまり、生まれつき周囲と調和が取れるのではなく、”調和を取れるように努力すること”が天秤座の目標と考えた方がいい。

それに『平和』という言葉だって、日本で昔から使われてきた和平という言葉をひっくり返した造語で、意外と物騒なものだ。和平の「和」は、争いの状態から「和=やわらげ」て平静な状態にするという意味なので、人と人は争うということが前提になっている。「平」の字なんて、穏やかに解決できなければ武器によって相手を「討ち平らげる」という意味もある。

『平和』という言葉は、この世が平和じゃないからこそ出来たということだ。

人間は千差万別、人それぞれ。考え方も、価値観も、お国違えば大違い。違う者同士が関われば、争いが生じる方が自然だし、人間が成長していくためにはそうした刺激が必要でもある。知性だって、技術だって、容姿だって、他者と関わりあって、競い争ってこそ磨かれていくもの。恋愛だってそうだ。

平和ボケして、ボワ〜ンとしているよりは、競い合い、切磋琢磨する方が良いとは思う。

思う、がしかし、、

「競いあう方がより良くなっていく」って言ったって、ミサイを飛ばしたり、核兵器をチラつかせたりでは、バランスもへったくれもあったもんじゃない。

今の日本には、外交テーブルに乗せる手札がないが、だからと言って手をこまねいているだけでは、討ち平らげられてしまうだろう。ないならないなりに、ここは知恵を絞って、味方を増やしていくことが先決だ。

もう時間はそんなにないかもしれない。

さあ、どうする日本。

さあ、どうする友よ。

いざという時、本当に助けあえる友を大切にしよう。


人生は短い。だから友よ、空騒ぎしたり、
争ったりする暇なんてないんだ。
ジョンレノン



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