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子育て・親育て

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子、親、家族のはなし。
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2019年12月の記事一覧

当たり前は時代と共に変わる。 時代が変われば善悪も変わる。

「みんなそうだって言うけど、みんなって何人?誰かって誰?ほんとにそうなの?見たことないものを信じるの??」 そんなことばかり子供時代から言っていたので、母は私のことを『ものごとを真っ直ぐに見ない、社会を横から見る子』と変わり者扱いしていた。 でも、私からすれば誰かが言ったことを確かめもせずに信じている『大人達の方がおろかだ』と思えてならなかった。 子供には『良いこと』『悪いこと』を教えるのに、大人は『良いこと』はやらないし、『悪いこと』はやり放題。嘘はつくし、見て見ぬふり

我が身を守るのは我なり

私たち大人が、『いじめのない世界』の見本も手本も見せることができないのだから、子供達のいじめがなくなるわけがない。 それでも、そんな中をサバイブしていかなければならない息子には、強くしなやかな生き抜く力を身につけて欲しいと願っている。 * このところ世間では、金銭がらみのいじめ問題が騒がれているが、どの記事を読んでも『学校は何をしているんだ!』と責めたてる親達の言葉が並べられていて、これでは教員のなり手がますます減ってしまうと読んでいて心配になった。 詳しい状況も知ら

大人は、ちゃんと大人になれているだろうか?

今朝のTVでは『家庭での体罰に関する法案取りまとめ』の話題。 体罰は良くないとわかっていても、子供を育てていると『そうせざるを得ないこともある』と思っている人は多い。 これは悪質な虐待の問題だけではなくて、『話してわかるなら手はあげない。でも話してもわからないならどうしたら良いのか?』と、子供と真剣に向き合っているがゆえに頭を悩ませている親も多い。 熱心に子育て本を読んだり、学校で心理学や児童教育を学んだり、仕事で人材育成に携わっていたって、『我が子育て』がうまくいくも