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人生で必要ものは、今の1/4

スーツケース1つだけに

と言いたいところだけど、
それに加えて小さなカバン2つに
一年分の服と日用品とを詰め込んで海外に出てきて

その中身のすべてを入れても
まだまだ余裕のある部屋のクローゼットを見ていて思うこと。


たったこれだけの物。
それは、これまでの人生で私が持っていた4分の1 ほどだろうか。

「これまで」からは極端に減ってしまったけれど、
なぜか今の方が私の心が満たされている。

生活に必要なもの、人生で大切なものは
思っていた以上に少ないのかもしれない。

いや、その2つに該当するものは、
物質的なものじゃないのかもしれない。

どれだけ自分が物に執着していたかを思い知らされる。

物質的なものももちろん必要だけれど、
自分にとっての大切なもの、価値を感じるものは、
目に見えないものの方が多いのかもしれない。

物に溢れた今の世の中、
「どうしても必要な物」を選択すること
「不要」を作り出すことって、とても難しい。

それは人の生活自体も同じ。
あれもこれも必要とし、相手にも求め、
そんな交換が人と人との間に溢れかえっている。
だから、みんな忙しない。
”心を亡くす”と書いて「忙しい」。

日常にも、心にも、「余白」を作り出すことが難しくなっている。
「余白」があることが悪だと捉える人すらいる。

だからこそ、私はいつだって
誰が何と言おうと
「余白」を持つようにしている。

心を失いたくないから。

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