見出し画像

ジャズピアニスト

 JAZZのアリ地獄に陥りつつある……この歳になって。

 先日ヤマを越えたのは、JAZZボーカルだったが、そのあとの燃え尽き症候群がすり寄っていったのは、JAZZの基本的王道であるピアノ。

 どうしても今また聴きたい。
 YouTubeではなく、CDで……もちろんLPレコードが一番だが、そこまでは贅沢を言わない。

 そんな、今聴きたいピアニストをパッと思い浮かべただけで、どんなけたくさんあるねん‼︎

 先日のイベントがらみの「ミスティ」が発端で、エロル ガーナー は既に数枚購入済み。

 もともとビルエバンスとマッコイタイナーは、数種類手元にあった。

 さて、それ以外にも名盤、名ピアニストは山程あるのに、手元にいざCDが見当たらない。

 そうなると、もう不安で不満で不充足で、いても立っても居られないのだ。
 こんな状態を、精神の均衡を失すると言う。

 まずは鉄板、セロニアス モンク と バドパウエル。
 そうくると、ハンクジョーンズとオスカーピーターソンが必要になる。

 毛色と拍を変えて、デイヴ ブルーベック。
 渋くファンキーに、ホレス シルヴァー、ケニードリューあたりを。

 あっ、やっぱりレッド ガーランド 、トミーフラナガン は、ないとかっこつかんしぁ……なんのかっこかがサッパリわからんが……。

 ソニークラーク、マル ヴォルドロン、デューク ジョーダン……あっ!  エルモ ホープを忘れてるがな!

 といいながら、ないやん? あったはずの、レイ ブライアント。  
 バリー ハリスも名前聞いただけで懐かしい……。

 そういえばワシ、かなり昔に、大阪シンフォニーホールでアコースティック ピアノ ソロ、夢の競演!  ゆう、奇跡的なブッキング、聴いた。しかも特等席で、

 なんとひとり40分ずつの三連発。

 ハービー ハンコック、チックコリア、キースジャレット。

 あかん、この3人ともレコードはたくさん持ってたはずやのに、処女航海すら手元に音源がない。

 えらいこっちゃ、金なんぼあっても足らんがな。 

 いったいどんなけAmazon に貢いで儲けさせたらええんや?  

 とりあえず、この3枚だけ誘惑に負けて衝動買い。
 すべては自分が寝たきりになった時のための先行投資やと思ったら、実に気が楽になる。

 その時は、点滴と一緒にヘッドフォンで栄養補給するのだ。

 たぶんワシ……いつそうなっても、死ぬまで幸せ……な、自信と予感が……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?