子焼き丼って何？食べてみた結果｜題名の無い休日

〇〇の対義語は…というちょっとした大喜利がインターネット上で散見される今日この頃。親子丼の対義語が実在していたなんてびっくり。そう、名前は子焼き丼。今回の「題名の無い休日」ではそんな子焼き丼を求めて栃木県は小山市の黒田屋さんを訪れた話。

台風の影響で消えた「屋」

オフィスという存在がまだ私の生活に太い骨格として組み合わされていた頃。当時は空白なカレンダーをさまざまな色のボールペンで埋めるのが好きだった。特に休日は絶対に予定で埋めなければいけない、半ば強迫観念のような重たい力によってその色は白から雑味を帯びた4,5色に染められていた。

そんな骨格も積み重ねられたストレスによって一瞬で滅びてしまう。まるで黒田屋さんの台風で消え去った「屋」のように。