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可及的速やかに有意義だったと思える一日を過ごすためのソリューション

どうも、わたしです。

毎日仕事をして、対価を得ている。
つまり社会から承認されているのですが、
何故か1日が終わった時に、
有意義だったとは思えない。

そんな経験、皆さんありますよね。

というわけで今回は、
有意義だったと思える1日を過ごすための方法。
これを考えていこうと思います。

1.有意義の定義

まずは辞書でも引用します。

ゆう‐いぎ イウ‥【有意義】

〘名〙 (形動) 意義や価値があること。また、そのさま。

出典 精選版 日本国語大辞典

本人にとって価値があったら、
有意義になるわけですね。

仕事は社会的には有意義な価値はありますが、
本人にとっては価値がないということでしょう。

社会的な価値と個人的な価値。
この2つの価値の、有意義さが乖離しているともいえます。

働いていたら偉い。
結婚できたら偉い。
家族を養えたら偉い。

こういったものは、既に前時代に置いて行かれている。

2.個人にとっての有意義なものとは

では、個人にとって有意義なものから考えてみましょう。

わたしたちが有意義に感じることは、

・勉強をした
・読書をした
・絵や運動を練習した
・ボランティアをした
・家族と過ごした
・趣味を研鑽した

などでしょうか。
ここに上げたことはなんだか、
有意義に感じますよね。

では、無意義な事はなんでしょうか?

・ゲームをして負けた
・寝てた
・ツイッターみてた
・配信みてた

こんな感じでしょうか。

全くもって時間のムダ。
そう感じませんか?

では、それぞれの共通項を探してみましょう。

有意義なことは、
自分が成長する事が共通項ですね。

なにかの目標に対して、時間を費やした。
なりたいものへ一歩前進した。

こういったことが、有意義なことの様です。

対して、無意義な事は、
自分が成長しないことをしているのが、
共通項ですね。

それをしたところで、
享楽的であり未来の自分の価値が上がらない。

これが無意義みたいです。

3.社会的に有意義なものとは

生産性のあることが、社会的に有意義とされています。
社会の発展に繋がることですね。
お金を稼ぐ、結婚をする、役に立つ発明をする。

個人的に有意義なものと似通っていますね。
というよりも、個人にとって有意義なものは、
社会にとって有意義であることの様に思えます。

本当にそうなのでしょうか?

この理由は、下の記事で説明したマズローの欲求五段階説を参照するとわかりやすいです。

つまり、個人が社会から承認されたと感じていない。

承認の欲求を満たしていないから、
成長をしない事、生産性のない事を行うと、
居心地の悪さを感じて無意義な事をした。
そう思ってしまうわけですね。

しかしながら、わたしたちは仕事を行い、
それによって対価を得ている。
それなのに何故、
社会から承認されていないと感じるのでしょうか?

それは、他人と自分を比較してしまうからです。
他人は才能、ないしは努力によって、
社会からの承認、名声を得ていると思ってしまう。
自身の仕事よりも楽に見える、または格好がいい仕事で。

しかしながら、自身は得ていない。
そうであれば、自分も名声を得るため、
努力をするべきでは?
そう思っているから、努力しない、
できない自分を責める。

自身に対する期待が高すぎるから、
こう思ってしまうわけですね。
わたしも彼らの様になりたい、
というよりは、
わたしも彼らの様であるべき。
そういうふうに思ってしまう。

実際には働いて対価を得ていたら、
冒頭で書いた通り社会には参画できてますからね!
それだけで有意義、誇りましょう。
それ以上に何かできたらもっとえらい!
偉すぎる。

4.有意義な1日を過ごしたと思うには

自身に対する期待が高いから、
他人と1日の過ごし方を比べて、
努力していない自分を責めてしまい有意義に感じない。

ここまではわかりました。
では有意義に過ごすためにはというと、

自分の欲望を適切な状態にする。
他人と自分を比較して評価しない。

この二つが重要です。

自分の欲望を適切な状態にするには、
まずは自分のことを認知の歪みなく、
認識する必要があります。

いつも貼ってるこれをしてみましょう。
そして、自分が〇〇をしなかったから無意義、
と決めつける前に、
本当にそれをしないとダメだったのか?
それをしたら何があるのか?
これを考えていく。

ダラダラと1日を過ごして、何が悪いのでしょうか。
毎日帰ってから3時間努力する人は、
二宮金次郎くらいです。 

加えて、物事は別に時間をかけたから、
上達するわけではありません。

この記事で書いたのですが、
せいぜい20時間もすれば十分に上手くなれます。

他人が死ぬほど努力していたとしても、
ハッ、そんな非効率な練習しやがって。
わたしは休みはきっちり休んでるし、
帰ったら8時間は寝てるけど?

そんな気持ちでいきましょう。

最後にもう一度書きますが、
仕事をして対価を得ている時点で、
社会からある程度は承認されています。

別に趣味ですごい人にならなくとも、
会社でとても偉くならなくとも、
働いて外貨を得ていれば、
ギルガメッシュより良い暮らしを毎日過ごせて、
はるかに長い寿命生きていける。

こう書くと、
なんだか仕事をしただけでも、
1日が有意義なものと思えてきませんか?

世の中実はあんまり頑張らない方が良い。
頑張ると、自分が思ってた様なものが得られなかった時、他人を恨みますからね。

それではまた!