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結果が出せないならば出してもらえば良いじゃない

最近つくづく感じるのですけれども、
昭和の頃の価値観って「精度の高いパーツであること」が何より重用されていて「個」としての能力の高さは「総合力」である…みたいな感じだった訳です。

これは「総合力=精度の高いパーツ=没個性」と言う事であって、例えば「効率」とはパーツとしての効率つまり一定の規格にハマっている事が前提条件になると言う事なのですね。

裏を返せば個としての高効率は全く加味されないどころかマイナスになると言う事です。

精度の高いパーツとしての役割って今なら機械やAIに求められる事なので、それらを求められなかった昭和の頃は推奨して育てて重用するのは当たり前だったと思います。

この「精度の高いパーツ」ですけれど、更に別の言い方をすれば「精度の高い使われる存在」と言う事ですね。

突き詰めれば突き詰めるほど「使う存在」から解離して行くのです。

…でね。

その頃のマインドが社会全体にまだまだガッツリ染み付いてるんですよ。

その最たる例が「他人を動かす事ができない」です。
もっと簡単に言うと「お願いが下手」って事です。


喜ばれるお願い

お願い下手な人がするお願いと言うのはそもそもお願いとはネガティブなモノだと考えています。

精度の高いパーツとしては自分が何でも出来る事が理想な訳です、だから人に頼むと言うのはある意味自分の欠損部分を意識させられる行為とみなしてしまうのですね。

頼む事を決めた時からネガティブパワーMAXな訳です。

なのでお願いして人に何かをして貰うと言うことは大きな借りを作ったような気になりますし、そもそもお願いを聞いてもらうためにメチャクチャパワーを使います。

そんなだから地位などを用いて上司が部下に命令する…といった社会的なパワーを使ってお願いストレスを緩和しようとしたりして何だか拗らせたりしちゃうのでしょうね。

こうなると益々「喜ばれるお願い」が出来なくなります。

社会的パワーが無くなったらどうするつもりなのでしょうね?

定年後、お願いストレスを避けるためにお願いが出来なくて寿命を縮める方ってメチャクチャ多いと思うのですけれど…ある意味環境の犠牲者なのかもしれませんねぇ;

でね、ここでちょっと考えてみてください。

お願いって「頼られる」と言う事なので本質的には「嬉しい」事だと思いませんか?

まぁもちろん条件は色々あると思いますけれどもねw

言葉にするとちょっと冷たいイメージになってしまうかもですが「使う存在」はこの本質をキチッと抑えているのです。

そうすると頼んだ方も頼まれた方もどっちもハッピーになって世界の幸せの総量が少し増えるんですよね♪

ここまでくるともう結論を言ってるようなモノですねw


人は自らしたいから動く

有名なデール・カーネギーの『人を動かす』と言う本があります。

1937年発売なので実に84年も前の本なのですが、この本の最初の章の一番初めの辺りに書いてあるのが「人は自らしたいと思うから行動をする(意訳)」と言う事で、その後の章は「どうしたら人に〝そうしたい〟と思わせるか?」と言う実例と実践例を挙げているだけの本です。

そう、本質は「人はしたいからする」です。

上手なお願いと言うのは「その人が心からしたいと思うようにするお願い」なのですね。

そしてこの本質が沢山集まる事で、多くの人が動き、時には歴史をも動かしたりします。

まぁ、雪凛は歴史を動かすつもりはありませんけれどもw
少なくとも雪凛を応援してくれてる人たちとはお互い楽しみながら世界の幸せの総量をちょびっと増やして行きたいと思っている訳です♪

実は雪凛、外見にはこんなにも自由に振る舞っていて「パーツ感ゼロ」な存在だと思われるかもしれませんが(実際に今はそうだと思いますが)、つい最近まではキッチリ昭和マインドが抜けきらずに「自分が凄くなる」事を主眼に求め続けていました。

Beingとは程遠いですねぇw

でも、事実です。

…な、モノですからね、当然ですが結果を全然出せていませんでしたよ。

いや〜、馬鹿でしたねwww

え?今ですか?

うん、今は自分と周囲が楽しくなるを主眼にして自分がやりたい事と周りがやりたい事が高次元でリンクするようにきめ細やかに活動してます。

つまり自分の目指す結果と周囲の目指す結果を一致させる様にお願いしまくってる感じです❤︎

もちろんこのお願いは嬉しくなっちゃう方のお願いですよ(*´∀`*)


犠牲は要らない

ここまでのお話を離脱せずに読んでくださった方でしたらもうお分かりだと思うのですけれど、本質的なお願いには「犠牲」は生じないモノです。

昭和全開なネガティブお願いは「犠牲」に対して何かしらの担保を準備するために色々なエネルギーを使ってしまう訳ですね。

それでは例え「仕事」が成功しても失ったエネルギーを完全に回復させる事はほぼ出来ません。

なのでポイントは自分や相手に「犠牲」が生じる様なお願いはしない事です。

「そんな都合の良いお願いなんてなくない?ネガティブなお願いの方が多いでしょ?」…と言うツッコミ。

大好物です(● ̄ρ ̄●) ジュルリ♪

それは観察も洞察も足りなすぎます。

自分にはネガティブな事に感じても、それをすることによって相手が得られる事はネガティブな事とは限りません。

極々根本的な事を言えば「相手に興味を持つ」と言う事です。
興味を持つ相手の数が即ち結果を出すための原資になる訳です。

昨日のnote『YouTubeはCD、配信はLIVE』で触れた事と同じですが、LIVEを作り上げるのは演者だけでは無いのです。

そこに犠牲が1人でもいると、LIVEステージはたちまちその輝きを失ってしまう事でしょう。

繰り返しますが「犠牲は要らない」なのです!


セラピストだってそうよ?

セラピーの話を少しだけ。

心だけ、体だけ、を癒す行為としてセラピーをしてる人は多分このnoteを課金してまで読んでいないと思いますのでその前提でお話しますw

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