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伊那の常食”ローメン”の和牛版をやってみたい

駅前の歩き方(講談社)という漫画をご存知でしょうか。作家とその担当者が地方取材に出かけた先で出会う地方グルメが描かれていて、堀江も浜田も好きな漫画のひとつ。名物料理ともまたちょっと違い、地元の人がいつも当たり前のように食べている”常食”がテーマ。例えば地元民がその地を離れて東京暮らすようになって初めて「え?東京にはないの?」と思うような。そんなメニューだ。

その第一話に描かれているのが伊那のローメン。1955年に「萬里」の伊藤さんが創作。当時はまだ冷蔵庫がそこまで普及しておらず、面の保存方法に苦慮。試行錯誤を重ねやがて麺を蒸すことで日持ちさせる方法を考案。こうしてもっちりとした食感の麺が生まれた。

また羊毛生産が盛んであったため、その副産物のマトンを活用。同じく生産が盛んなキャベツなど野菜とともに炒め、ローメンが誕生した。

ストリートフードやローカルフードからメニューを着想することも多いWAGYUMAFIA。超希少部位の尾崎牛のタンやフランスさんトリュフなど揚げてはいけない高級食材たちを揚げまくる 串カツマフィアなどはその典型だ。この駅前シリーズでまた大人の遊びを楽しみたい。そんな好奇心がふつふつと。このローメンの羊肉を和牛に置き換えてWAGYUMAFIA仕様にしたとき果たしてどんなことになるか...!

この和牛版ローメンを、横丁雰囲気あふれるあの「幻の店舗」でやってみたいと思います。鉄板を囲んで熱々を頬張って。日本のローカルフード・常食の文化をみなさんとじっくり楽しんでいきます。

1/29 WAGYUMAFIA 駅前シリーズ ローメン

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