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予約をしない人生のススメ

職業柄か友達から数ヶ月先のカウンターの予約ができたから一緒に行かない?と誘われることがたまにある。僕は基本的にレストランは予約しないと決めている。当日起きて、その日の気分で食にありつきたいと思っているし、日本はそういう予約なしでも行けるレストランが多くある国だと信じて疑わないタイプだ。

友達との約束も基本的には1ヶ月以上は決めない。今から6月の予定を聞かれても予定は未定。常にワイドオープンな状況で1ヶ月前までは基本的に埋めないというルールにしている。断る時も1ヶ月先の予定は決めないようにしているんだよね、と伝えると大抵の人は納得してくれる。断るのも気兼ねなくできるという意味でも気に入っている。

第一、そんな先の予定を決めてガッチガチに決めた人生なんて窮屈すぎないかと僕は思うのだ。予定さえなければ、それこそ時間の自由も享受できるし、そこで生まれる選択の自由という最高の贅沢も手に入れられる。以前、友人とモロッコを訪れたことがあった同行した友人は予定を埋めたがったが僕は頑なに反対して、ジョギングしながら決めることにした。その時は滞在するホテルも決まっていたが、多くの場合僕は海外でも泊まるホテルを決めないで到着するケースが多い。

この考え方はコロナに突入してから実に合理的な考えだったなと我ながら感心している。多くの友人も「その考え方いいねぇ」とこの予約しない人生を取り入れ出していて、どうせなら予約しない贅沢を味わって欲しいなぁと思うのだった。

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