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種子島にて未来の和牛に触れる旅

種子島にやってきた。和牛の繁殖農家のチェックに来ている。グロービス経営大学院の仙台を立ち上げた梶屋さんに会いに来た。種子島出身で繁殖農家2代目である。そんなMBAあがりの彼が、繁殖農家の経営に携わっているということで、興味深く見学させていただいた。種子島は繁殖が盛んだ一時期は1万頭あたりの生産をしていたが現在は5000頭程度、農家数も500戸程度。現在は100頭程度の生産をしている梶屋さんファミリーだが、将来的には500頭まで増やしていきたいという。

仙台からわざわざこの夜のために集まってくれた梶屋さんの友人たち、皆で浜辺でBBQをしながら和牛の未来を語る。僕はこの業界にとって一番価値があるのは優秀な頭脳と新しい行動力が入ってくることだと思っている。僕が和牛に堀江を巻き込んだのもその考え方に基づいているし、梶屋さんのような優秀な二代目が繁殖農家のレベルを次のステージにあげてもらえることだろう。そこに僕らは海外の優秀な頭脳と圧倒的な行動力を持ってきている。梶屋ファミリーのような繁殖農家無くして、僕らのWAGYUMAFIAというブランドは存在しない、だからこそ現場を観ることはとても大切だと思っている。

今日も朝イチで深夜の中東をつないでミーティングする。今日の夕方には朝一のヨーロッパとミーティングだ。朝から寝るまで(時折夢にまでも)ずっとWAGYUMAFIAだ。こんなに集中できる奇跡のプロダクト、それこそがニッポンの和牛なのだ。これから食肉はどんどん希少性を増していくことだろう。特に牛食はよりハイエンドを目指していくことは間違いない。その中で、生産者の皆さんと一緒にインターナショナルなチームを組んで、未来の和牛をイメージングしていきたいと思う。

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