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ついに初の書籍「ウルトラニッチ」本日出版へ!

WAGYUMAFIAが生まれた2016年から書き始めた本だ。まさかここまで長く執筆するとは思ってもいなかった。使った時間はどれぐらい使ったか分からないが、僕の10年分の想いが詰まっているそんな作品、それが僕にとっての初の書籍となる「ウルトラ・ニッチ」だ。

最初は2017年か18年ぐらいに出そうとした本だ。常に納得したものを出したいという僕のこだわりグセが邪魔をして、何度も推敲して書き足していくと、まさかのコロナ禍にぶつかりと、完全にサグラダ・ファミリア状態になった。時間が出来たコロナ禍でも、ずっと書き続けてきた結果、ようやく今日この1月31日に出版できることになった。こうして完成された本を眺めてみると、素直に嬉しいし、編集担当として本当に諦めずに長い期間付き合ってくださったダイヤモンド社の土江英明さんに一番の感謝を送りたい。彼が諦めていたら、世の中にこの言葉は日の目を見ることがなかったであろう。

振り返ると7年間、バイブルのように向き合ってきた本。最初に自宅にてリビングのソファで上阪徹さんのインタビューを受けながら、構想をまとめていてもらったことを懐かしく思い出す。あの頃は本にしたい内容は、本当に僕の形になっていない夢の夢を語る情熱しか存在しておらず、途中からそれ本当にできますかね?という質問に、いやでも「するんだ」という自分の想いを強制オーバードライブさせたことを覚えている。僕は話ながら、自分の頭の中の構造を理解していくというタイプの人間で、この本に向き合うということがとても自分の中でしっくりきたので、この毎日書いているnoteにも繋がった。

あのときに語った僕の夢物語は、8割ぐらいは現実になったんではないだろうか?当時は全く受けなかったWAGYUというポージングが生まれたときに、これをテイラー・スウィフトがコンサートでやってくれたら、と半分冗談で半分本気で吹聴したけどみんなから笑われて相手にされなかったが、先日ついにブルーノ・マーズがWAGYUと東京ドームでシャウトし続けてくれるようになり、そしていってらっしゃいポーズをステージ上でしてくれるようになっただけでも、持ち続けた想いというのは努力すればいつか報われる。

世界に進出するといって、赤坂の最初の店も誰も来ていないのに。と突っ込まれていたが、世界で23店舗の世界的なグループに成長することができた。誰もが信じていなくても、一人で初めて一人づつ仲間が出来て、そして大きな想いが束になってこの和牛というウルトラ・ニッチを世界一にする。まだまだ僕の夢物語だが、ひょっとしてひょっとするんじゃないか?と僕はいつでもそう信じている。

明日への希望を常に持っていたい人に、ぜひ読んでいただきたい。


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