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日本を代表するスキーリゾート2つをみてきて思う素直な感想

白馬からニセコ、どうせだったら続けてみた方がいいと思い、弾丸で2つ行ってきた。白馬はまだものすごく時間がかかりそうだな。とはいえ特筆すべきはそのアクセスの良さである。長野駅まで新幹線、そして車で1時間というアクセスの良さ。対してニセコはとにかく遠い、冬の間はヘリも飛ばせないから凍結したスリッパリーな道路をゆるゆると進まないといけない。ニセコは日本のメディアが騒いでいるようなバブルではないなぁっと思ったのだった。

とにかく高くすれば売れるというのは、おそらくハイブランドホテルの部屋ぐらいだろう。友人が経営しているAFURIを見てきたが、立地条件いいハイエンドホテルのロビー、ほぼ外国人がゲストながらプライスのマークアップはほぼない。だからこそしっかり経営できている。

それに対して一物二価的なマークアップをしているレストランなどは閑古鳥状態。数字も色々とヒヤリングしてみたが、ピーク時でもまあそこまでの売り上げしか行かないのか、という感覚だ。ハイエンドレストランは今回いけなかったが、そこはニセコだからどうとかではなく、どこの街でもハイエンドブランドホテルに入っていればそこそこの売上が付随する、至極当たり前な図式だ。

僕らはニセコを攻めている、実はすでにビラがありテストランをしている。もともとは友人の自宅だった場所、僕らがニセコでポップアップする時は必ずその場所だった。ご縁は不思議で僕らが引き受けることが決まって、今シーズンのテストランとなったわけだ。昨日もVIPの友人とローカルの日本人の友人らを招いてディナーイベントを開催する。僕も数品料理を作るが、メインはうちのシェフ2名が小さなキッチンで料理する。会津若松から宮森兄弟も参加し、リリース前の日本酒も飛び交い、WAGYUMAFIAがようやくニセコききたそんな感じだった。

わずか16時間のステイだったのだが、ポイントをリスト化して相方の堀江にシェアする。幸い彼らボード好きなので、定点チェックは彼が常にしてくれる。現地にも古い友人たちが協力体制を行くってくれていて、いつのまにかホームに帰ってきた感じをもらえるのがニセコだ。そう、インバウンダーたちもこの帰ってきた感を求めて再びニセコの地にやってくるんだと思う。決して物価の高いラグジュアリーリゾートの側面だけではない気がするのは僕だけだろうか。

小さい頃、スキー好きだった両親に連れられてよく苗場の民宿に泊まった。サンビレッジだったかな、そんな名前だった。いつも変わらぬご夫婦がいて、確か夏も泊まりに行った気がする。不思議とその時の記憶みたいなものが蘇ってきた。懐かしく、温かい思い出だ。

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