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東京ディズニーランドにて、エンタメの夜明けを再確認するのであった

娘の2歳の誕生日に東京ディズニーランドに行くことにした。本当は誕生日に連れいてく予定だったのだが、仕事の関係で順延を重ねて一ヶ月以上、すっかり暑い陽気になってしまい、父親失格である。挙句の果てに到着して、UAEとパリとシンガポールとグランバザールなZOOMミーティングである。親父が亡くなって、東京ディズニーに朝一で埼玉の朝霞からドライブして連れて行ってもらったことを思い出す。開演前のキャラクターたちが出迎えてくれるサービスに間に合わせるためだったように思える、おふくろは弁当を作ってくれてランチのときは駐車場に出て食べた。前回訪れたのははるか昔のことだ、オンラインでチケッティング取るのも初めてだったし、古き良きディズニーがどう構築されているのか、プロ目線で見るのも楽しい作業だ。

リアルサイズのキャラクターに大泣きして、震える娘。ウルトラマンショーに号泣した自分と重ね合わせる。そう子供は現実世界にいることが頭で処理できないのである。目も合わせずに肩を震わせつづける、このまま無理させると嫌いになってしまいそうなので、まずはゆっくりとこの世界観に馴染んでもらうようにする。それにしても床もきれいにメンテナンスされており、キャストも国籍はもちろんのこと、ダイバーシティを反映したキャスティングでこのあたりも新鮮だった。きれいにメンテナンスされた床、剥げているペイントがほとんど目視できないというところが十数年ぶりに来てもさすだがなぁっと思うのであった。

ハードはメンテンナンスを繰り返されてマイナーチェンジはするものの、キレイに維持されている。そしてパークに至るところにいるキャラクターに扮したキャストたちの小芝居、そしてパレードというライブエンターテイメントで飽きさせない進行だ。以前来たときよりも海外の人たちがとても増えたと思う。プロ目線でもみても、このエンタメの作り方は今僕らがWAGYUMAFIAでやっていることにも通じていて、たまにフラッとやってくるのもいいものだなぁっと思ったのだ。バスに乗って、列車に乗って、そして船に乗って、最後の最後まで等身大のキャラクターにはビビっていた娘だが、「もう一度行きたい?」と尋ねると人差し指をコメカミに当てるOne moreのポーズをする。

もう一度あの名著「エンタメ」の夜明けを読みたいなぁっと思ったのだった。


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