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いよいよ鴨頭さん率いるYAKINIKUMAFIA IKEBUKUROプレオープン

アメリカから帰ってきてから暫くして創業した場所は山岸さん率いる大勝軒から歩いて3分ぐらいの東池袋だった。住まいは北大塚のワンルームだった。今も通っている世界一好きなおにぎり屋さんぼんごの真向かいだった。自宅からオフィスが入っているビルまでは10分ぐらい。角海老のボクシングジム、ラブホテル、ラーメン屋などを通り過ぎていく。そこで5年ほどは過ごしただろうか、当時から歩くのが好きだった僕は池袋まではよく歩いて行っていた。

ビッグボーイというハンバーグチェーンを越えて、いつも行列の絶えない大勝軒、そしてサンシャイン通りに出ると池袋の駅に到着する。北大塚とは全く違う世界である。幼少期、西武鉄道がメインの西東京で育った僕にとって、SEIBUのロゴは輝いていた。ビックカメラで初めてニコンの高級機を買ったりと、20歳頃の池袋の思い出はたくさんある。

その目抜き通りにYAKINIKUMAFIA IKEBKUROが誕生する。Youtube講演家として活躍する鴨頭嘉人さんがオーナーである。基本的にYAKINIKUMAFIAは外苑西の僕らが運営するお店を除いては、すべて飲食業ではない他業種の社長がオーナーになるという暖簾分け制度を敷いている。それを「焼肉社長」プロジェクトと呼び、広く「焼肉社長」を公募している。

第二号として手を上げてくれたのが鴨頭さんだった。マクドナルドに長年従事されてきて、Youtube講演家として新しいキャリアを築けた後に、なんでまた飲食をやるのだろう?と僕は不思議に思って聞いたことがある。すると彼はこう答えてくれた。

YAKIKUMAFIAは飲食ビジネスではなく、エンターテインメントビジネスだと思っています。

そんな言葉から2年弱ほど立っただろうか、ようやく店舗も完成しそして10月1日のプレオープンの日を迎えようとしている。場所は僕がこよなく愛した池袋だ。大正時代から続くパン屋タカセで、あんぱんを買っていた20年前の僕。その対面に鴨頭さんとそのチームが作り出すエンターテインメントYAKINIKUMAFIA IKEBUKUROがプレオープンする。

この店舗はパブリック店舗だ。誰でもアクセスができて、今まで会員しか食べられなかったWAGYUJISUKANが体験できる。そして即座にエンターテインメント性を理解したリーダーのもと、きっとものすごい確変的なレバレッジが生まれるのだろうと楽しみにしている。プレオープンは10月1日、ぜひ足を運んでもらって、最高のWAGYUJISUKANを堪能してもらいたい。

いってらっしゃい!

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