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1万文字を超える現場での体験

僕の朝は早い。リズムさえ決めてしまえばあとは勝手に動くと思っているからだ。クリエイティブな頭は昼飯を食べるまでと決めている、そのあとはどうしても消化サイドに血液がまわってしまうので、どうしても脳の回転スピードが遅くなる気がするのだ。朝は体を動かすようにしている、今日は90分体と呼吸を整えたあとに、新しいプロジェクトの現場ミーティングであった。物件がとても特殊なため、今までに7度ほどレイアウト変更を余儀なくされている。一番多かった外苑でもここまでの修正は入れていないので、過去最多である。

喉の手前まで、もう止めて違うところでやろうか?をいいたくなるのだが、そこをしっかりとした想いで向かうためにはどんなに眠くても体を動かして血流をマックスにして望んだ方がちょうどいい。2日連続の底冷えする現場、そこであーでもないこーでもないとイメージする。未来のゲストたちの笑顔を空想しながら、その動きとシェフとフロアの動きを目を瞑りながらイメージを重ねていくのだ。今朝のミーティングはすべてのデザインコンセプトを一緒に考えてきている友人からの発案だった、「明日ももう一度現場行こうよ。」そんな一言が、僕らのパッションを支えてくれている。

朝ストレッチを行ってくれている子は、研究熱心だ。築地に住んでいるといい、だったらここが良いよと店の情報をシェアすると、たいていの店の情報は入っている。聞いたけど行ったことない、というありがちなアンサーではなくて、ちゃんと行っていて自分なりの言葉で返してくるからびっくりする。こういうことだなぁっと思うのだ、知識からの行動をしっかりすることで必ず結果は返ってくる。かたやビジネス書を頑張って読んでいる子がいて、いつも両方の存在をみるのだが僕は座学よりも経験学の方が今の時代には合っているのだろうなぁっと思うのだ。現場でみえるものは、1万文字よりも偉大なのだ。

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