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僕らの妄想喫茶プロジェクトが28回目に到達!継続するための超シンプルな習慣とは?

継続するのは簡単である、次の予定を決めればいいだけである。クオリティをどう担保するかは置いておいて、「どうやったら継続出来るのですか?」と聞かれたときにポップアップの場合だったら、次の予定を終わる前に決めてしまうのだ。気づいたら、妄想喫茶第28回目である。

「もうすぐ30回じゃないですか?浜田さん、30回になったらなんかやりましょう。」

と、いつものように吹かしなしでいきなり7000回転になる熱い男こと、井崎さんはそう言う。キリ番は意識しないタイプなのだが、確かにこの企画がまさかの30回に到達しようとしているのは、なにかの奇跡が続いたことの単なる結果でしかない。とにかくセッションが終わる前に、「次の妄想はいつにしますか?」とお互いに確認しあいながら、あーでもないこーでもないを繰り返して日程をセットする。そこに居合わせたほぼリピーターのゲストたちに斜に構えた姿勢から「次回の妄想はですねぇ」と伝えるのである。

難しい話、妄想が継続するにあたって難しいと思ったフェーズはいくつかある。まずはそもそも継続する必要があるのか?という初期フェーズ、これは不謹慎な話、パンデミックという外環境が「こんなときだからやったらいいんじゃない?」と押してくれた。そしてなかなか集客が苦戦したフェーズ、ここはスタッフ全員が集めるぞという機運で頑張ってくれた。そしてフォーマットを崩すか崩さないか?というフェーズ、ここは僕的には変えたくなる部分ではあるのだが、古き良きレトロな喫茶店に時折訪問することで、変わらないメニューの大切さを人のフリみて・・・的な形で井崎さんと確認しあっていったのだ。

妄想喫茶というプロジェクトは、COJというプロジェクトだ。もともとは世界のトップシェフやトップレストランに最高級のコーヒーをビスポークで出していくというそんな意気込みのプロジェクトだ。まずはWAGYUMAFIAが立候補した、僕らのレストランにとってコーヒーはバイプレーヤーである。だけど幼少期から親父の盈影響でコーヒーに触れてきた。だから最初に作った会社もcafe grooveというコーヒーが出されるバルでのコミュニティ形成を意味した会社名だった。だから主役級のコーヒーをリリースしたかった。

僕らのプライベートバッチのエチオピアは、世界中のファンを魅了する。昨日も世界を代表するコーヒー会社の社長がわざわざやってきてくれて、朝食会の最後でコーヒーを一口すする。「寿人、このコーヒーはなんだ?」ありえないぐらい美味いと、肩を叩いて伝えてくる。「自宅にグラインダーはあるかい?」と返すと、「何を聞いているんだ、もちろんだよ」と笑う。そんな彼がCOJのステッカーが押されたホワイトバッグを嬉しそうな顔してお土産にする。もともとはBtoBでイメージングしてきたCOJであるが、この妄想の取り組みとともに徐々にコーヒーを支える未来の飲み手にリーチできているような気がするようで嬉しい。難しいことは語らず、ただ単純に僕と井崎さんがホッと落ち着く味。そんなコーヒーが世界一なのだ。

次回は妄想喫茶第29回、7月28日開催である。WAGYUMAFIAのパブリックイベントであり、どんな方々でも参加可能なのでこの機会にぜひ。以下のリンクから事前チケットの購入が可能だ。

https://www.exploretock.com/wagyumafia-butchers-kitchen/


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