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週一の弁当作りにて日本の素晴らしさを感じる

相変わらず子供の食事を週一で作っている。なかなか毎日作ることはできないので、作り置きを冷凍してチンするスタイルだ。まだ食材そのものの味がメインだが、少しづつ調味料も使いつつある。仕事の合間に訪れたのは地元のスーパー、ここはプロの料理人が使う店で、スーパーなんだけど選べばプロスペックの食材が買える。大根を一本選ぶ、ブリのカシラとカマなどが売られていたのでそれも買う。ホタテ、サンマ、えのき、わかめ、納豆・・・と僕の好きな食材を買ってから、帰宅。夜の営業まで90分一本勝負である。

娘と一緒に米びつから、精米機に米を5合。今日は5分搗き。神妙に米ぬかと精米したての米に分かれて出てくるのを神妙そうにみている娘、そこから急いで洗米を一緒に行う。最近石鹸で手を洗うのが好きになってくれているので、この米を洗う作業も嬉しそうだ。30分ほど寝かす。その間にブリに塩を軽く振って寝かし、そして熱湯をかけてブリの下処理。大根もおでんサイズにしてから、面取りしてそして圧力鍋にぶっこむ。酒、醤油、みりんで一気に炊く、圧力鍋は自宅ではクリステルを使っている。洗うのも簡単で、気に入っている。圧力鍋の入り方は僕は個人的にはコトコト煮た方が好きなのだが、時短放置で考えるとこれほどいいものはない。実家には電気圧力鍋をプレゼントしたことがあるが、僕は未だにレトロな器具が好きだ。

米を釜で炊き始める。最近応援しているホタテを焼き目がついたところで酒をかけて味を入れる。えのきはぶった切って、ボルディエの海藻バターを入れてトースターへ。急いで冷蔵庫に走り、ぬか床から古漬けのゴーヤと3日目のキュウリをもってくる。納豆は叩いて刻み納豆にする。塩を軽くふっておいたサンマとえのきを交代して、いざトースターへ。そうこうしている間に米が炊きあがり、みじん切りしたわかめとしらすを入れて混ぜる。急いで冷蔵庫で冷却、そこから一週間分のお弁当を作っていく。今回は24個である。弁当作りは楽しい、大人の弁当と違ってジップロックの小さな正方形の器にご飯を入れて、ホタテを入れて、ぶり大根を入れて、納豆を入れて、ゆで卵を潰して・・・みたいなことをしているとそれっぽい弁当になっていく。

仕上げてから急速冷凍をかけていく、終わったらサンマが焼き上がる。大人も日本の幸を堪能する。ちょうど日本酒もあったので、ちびちびといただく。日本の食の偉大さを再認識するのであった。

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