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会津若松にて来年の日本酒を仕込む

今日は朝から会津若松に入っている。宮泉銘醸の話はこのコラムでも何度も取り上げているが、僕らの大切な日本酒を託しているパートナーである。彼らとは三年前からオリジナルの日本酒をコラボレーションして作っている。そのひとつがドンペリ超えを狙うスパークリング日本酒”S”(エス)である。ちょうどこの毎日コラムのスタートが、このスパークリングの話だったようだ。

今回は会津訪問が初となる友人らも連れて訪れたこともあって、久しぶりに郡山からローカル線を乗り継いで地面から立ち込める蒸気で水墨画のような幻想的な風景が広がる。たまにはローカル線の旅もいいなぁっと思う時間だった。

洗米をして、7分間の浸水して水揚げをする作業をさせてもらい。櫂棒にて櫂入れをさせて頂いた。明日は製麴における重要な工程である、蒸米に菌を振りかける作業、種切りを担当する。文字通り、僕らの酒は僕らも重要な工程の一つ一つに関わらせていただくことで、酒造りの大切な魂を共有することでより輪郭が浮き出てくると思っている。

今日は皆で風呂に入り、人生を語り、そしていつもの行きつけの居酒屋で写楽と宮泉とともにあのニンニクが効きすぎている大好きなローカル餃子を食べる。ここにも世界からVIPを連れてきたっけ。宮森兄弟と蔵人の皆さんが大切に作る酒を世界のWAGYUMAFIAのチームが待っている。その先には僕らを支えてくれる日本と海外のファンが待っていてくれる。

一年はあっという間だけど、今年もまた会津に戻ってこれたなぁっと感謝するのだった。


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