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体を整えるための浜田家流"はま"ちゃんこ鍋レシピ

中東から帰国して怒涛のセッションが続いている、多いときで5セッションというよく分からないキッチンワーク。そこから海外の友人シェフらやスタッフとかと深夜のかおたんトーク、そんなことをしていると一気に体重が加速する。家料理が僕にとっては一番体のコントロールをしやすい、こういう仕事をしていると体が何を求めているか、体が教えてくれる。それでも家で料理する時間があまりない・・・というときにオススメなのがそうちゃんこ鍋である。僕の場合は20分ぐらいで仕上げて食らうという感じなので、大きめの鍋にとにかく食べたい材料を入れていく。

水をいれて、羅臼の昆布。そこに大根、そしてたくさんのきのこ、ニラ、生姜、にんにく少々を入れて炊いていく。調味料はいつもの醤油とみりんとちょい酒のみだ。本当はここに鳥のガラ出汁でもあれば最高だ。今日は豚バラだ、魚介を合わせる人もいるのだが僕は分けたいタイプだ、豚バラを柵切りにして、揚出し豆腐は油抜きをしてからぶっこむ。最後にネギを斜め切りにしてから、バサバサっと入れてそして最後に残っていた木の芽を落として香りを出して、ご飯とともに書きこむのだ。

味噌もいいのだが、たくさん作って数日食べることを考えると醤油がいい、少し甘みを落とすところもポイントだ。二日目になると煮詰まってくるから、少し水を足して新しい野菜を入れて整えていく。それがまた宵越しのカレーみたいな感じでまたいいエイジング缶が出てきていい。とにかくこの料理を食べると体からエネルギーが溢れてくる。海外のツアーの賄いでも出すことがあるのだが、みんなが嬉しそうに食べたことを覚えている。ちゃんこ鍋は諸説色々とあるのだが、僕が好きなのは「ちゃん」とは親方のこと、そして「こ」=弟子の意味という親子で食べる鍋という話が一番好きだ。

ぜひ親子で食べてもらいたい。そんな鍋なのだ。

はまちゃんこ鍋

にんにく2片スライス
生姜細切り適量
鷹の爪(あれば)
黒胡椒
ニラ
大根(半分)
各種きのこ(今回はえのき、まいたけ、しめじ、木くらげ)
油揚げ
昆布(出汁、そのまま入れておく)
醤油3
みりん2
酒1
適量みながら若干薄味程度にあわせていく
豚バラ500g


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