生きてるだけで丸儲け、本当に?


     「生きてるだけで丸儲け」


どこかの誰かが何曜日だかの何時頃かに言っていた言葉だと
どこかの誰かにいつだったか聞きました。

これを聞いた時に
「その考えいただき!」と思ったのと同時に

見たままの言葉だけで捉えるとあまりにもポジティブ過ぎて (ネガティブでもあるか)
受け入れてくれる人や時と場合を選びそうだな とも思いました。

僕の知人もその言葉に対して

「生きてるだけで幸せなんだから現状の不幸も納得しろって言われているようで嫌」

「自分より恵まれた地位にいる人からそれを言われたら嫌」

とか言っていて

この言葉の裏には隠れた意図みたいなものがあるのだろうが
言葉だけ見たらそう思われることもあるんだなぁ と感じたのを覚えています。

確かに僕が好きな
「我唯足るを知る」的な考え方もそうで

その考えが好きな僕でも
受け入れる時と場合とそうでは無い時と場合があります、そういえば。

話は変わりまして。

昨日、20代前半のお客さんをご案内していた時に
「お兄さんはなぜそんなにも自分のやりたいことをやり抜けてるんですか?」
と聞かれました。


それは僕がひょんなことから (ひょんってどうゆう意味?)

高校生の時の夢の1つの 学校の先生として教壇に立つ ということを果たし
小中学生の頃の夢の1つの 人力車を引っ張りたい ということをやりつつ

大学生の時の夢の1つの 外国で住んで働きたい ということをやり終えて
いま、30代を迎えている というわんぱくな経歴のお話をしていたからです。


それを話している時の僕の姿は
20代前半の新卒1年目で右も左も分からないまま人生を歩んでいる若人にとっては

あまりにも眩しく、そしてハンサム過ぎてもしかしたら惚れそ

普段あまり巡り会うことの無い特異な存在だったからこそ
気になったのかな、と思いました。


その時に僕はとっさに
「せっかく生まれたからには人生元取らないと!関西人ですから!」
と言ったのですが、その意見が中々どうして好評でして。

※関西人は元を取りたがるし値切るイメージで言ったの、ごめんよ関西人達


ただ僕は本音で
「生まれたからにはこの人生で元取ってやるぜ」と確かに思っていて


人生は嬉しいことや楽しいことが頻繁にありますが
辛いことや大変なことも同じくらい多く起こる可能性が秘められていて

その中で、できるだけ嬉しい楽しいの総量を増やして
辛いこととか大変なことの総量を減らしてやろうと思っています。


これ、誤解してほしく無いのが (誤解されてもいいけど)

しんどいことの総量を減らすために
しんどいの総量が小さいうちにあえてしんどいことをやっておく

…という今世紀最大の発明とも言える
最新のテクニックを僕はしばしば使うこともあるので

しんどいこと全てを避けるわけではないです。


話を戻しつつも終わらせます。


とりあえず
「生きているだけで丸儲け」という言葉に対して

「納得できるかいそんなもん」と思った人は

とりあえず
「大変なこといっぱいあった分、人生の元取ったるで」という言葉は
いかがでしょうか?


良いのか悪いのかはさて置き
僕は時と場合によってはどちらの言葉も考え方も好きですね、知らんけど。


ではまた。

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