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合うと合わない

劇団WAGNAS団長オンダ・シュウジです!

実は以前より、服装や髪型が似合う・似合わないという意味がよくわかりません。

実体験の記憶で言えば、中学入学時に長めの坊ちゃん刈りみたいな髪型の子がいて、それが野球部に入って坊主頭にしたんですよね。
最初こそ違和感から皆にからかわれたりしていたんですが、暫くすると皆慣れてさも当然のように扱われていました。
逆に部活を引退して髪を伸ばし始めると、またからかわれたりしていました。

まぁこれは自由度の低い学生の時の話なんて全ては当てはまらないかもだけど、
根源的な話として、ファッション的なものが似合う似合わないなんて、「刷り込みのイメージ」と「自他の認識と違和感がないか」かどうかだと僕は思っています。
そして「自他の認識と違和感」については、必ず時間が解決するものです。

まぁ他もいろいろ思うことはあるけど、主観と流行から生まれるガワの美的センスなんてものは
個人的に最もナンセンスと思うものの一つのため、ついつい批判的になっちゃうんで今はおいておきます。

さて!今回の主題は「食べ物」です!
食べ物にも、「合う・合わない」ってありますよね?
また自分でどう感じるかをさておき、一般的に「合う・合わない」とされる組み合わせもたくさんあります。

僕はお酒が好きです。
例えばですが、ビールとショートケーキが合わないのはわかります。
シングルモルトを飲みながら牛丼を食べたいと思わないし、最低限の「合わない」は理解しているつもりです。

でも、それって結局好き嫌いとか刷り込みじゃんと言う頭もあるし、
それ以上にやっぱり「合う」がいまいち分からない…

ビールに枝豆、唐揚げ、焼き鳥…などなどが、合うと思ったことは実は一度もないのです…。

もちろんどっちも嫌いじゃないから美味しいし合うっちゃ合うとは思ってるけど、
俗にいうマリアージュ的な「1+1=2以上」の体験をしたことがほぼありません。

ワインにチーズ、日本酒に刺身
これもよくわかりません。
ビールと一緒でどっちも好きだから、普通に美味しく飲食はしますが、合うかと言われると、今でもよくわかんないです。

1+1=2の美味しさになる訳だから当然美味しいし、組み合わせ的にも合うっちゃ合うとは思うんですが、
世間一般で合うとされているものを食べても「2以上」には決してならないのです…

昔から合うとされていて、みんなが合うと言っているから、合うと思い込んで食べている内に、
この組み合わせは合うなーと脳と舌が調教されているようにしか、僕には思えません。

そんな僕でも、「唯一合うなぁ」、「これはもう組み合わせるために生まれてきたんだろうなぁ」と思う例外が一つ?あります!

お酒じゃないんですけどね…

それはパン系と乳製品です!
パンと牛乳は言わずもがな、パンとバター、パンとシチュー、ケーキなどの洋菓子もそうですよね。

世にはびこる、合う合わないの食べ物たちをいまいち理解しきれない僕ですが、
パンと乳製品の組み合わせだけは、唯一自分の本心と情熱と魂を込めて、
「間違いなく合う」、そして「1+1=2以上」になる組み合わせであると断言できる食べ物です(笑)

大人になってからはさすがにやらないですが、
子供の時に牛乳にパンを浸して食べた時のビビビッとした衝撃を超える組み合わせの食べ物は、いまだかつて食べたことがありません。

うーん…合うとか合わない、似合うとか似合わないってなんなんだろう…?

本当はみんな僕と同じように感じているけど、流行や世間体やコミュニケーションを楽しむために、
あえてそういう「フリ」を演じているって言うなら、ものすごーく納得なんですけどね(笑)

世間のどうのこうのじゃなくて、自分の実体験と信念を持って諸々判断した上で
「合う・合わない」の組み合わせを見つけたり、楽しんでいきたいものです!

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