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ちりとてちんの名言はいつまでも色褪せない【名言マガジン】

劇団WAGNAS副長アキラです。
連日続いていた1日2回のこの名言マガジンの記事も今回で毎日投稿は一旦終了です。
今後は自分やオンダの日替わりの記事の投稿とは別に不定期でこの名言マガジンも投稿していきます!

今回紹介するのはNHKの朝ドラの中で個人的に最高傑作だと思っている『ちりとてちん』です。
このドラマは福井県の小浜市と大阪の上方落語をメインにした女性落語家のお話です。

このドラマ観たことある人は共感してくれると思うのですが、本当に笑えてそして泣けてさらには伏線回収もしっかりと行うとても素晴らしいドラマなのです。
主人公以外の人たちもみんな魅力的で最近やたらと使われている「神」よりもさらに上の神ドラマだと思っています。

正直、このちりとてちんは名言だらけなので今後は何回にも分けて名言を紹介していこうかなと思います。

このちりとてちんの主人公は貫地谷しほり演じる
「和田喜代美」
今までの朝ドラの主人公らしくないマイナス思考でポンコツ、妄想癖もあったりするダメ主人公とも言っていい人物です。

小学生の頃に家族で父親の故郷である小浜市に引っ越して来てそこで通う同じクラスの女の子に「和田清海」という字は違うけれど同姓同名の子がいて、清海の方は完璧でなんでもできる女の子で「和田A」から「エーコ」と呼ばれるようになり、それに対してポンコツの喜代美は「和田B」から「ビーコ」とみんなに呼ばれるようになります。

そして今回紹介する名言はこのちりとてちんの序盤も序盤の一周目のビーコこと喜代美がまだ小学生時代の頃におじいちゃんから言われた言葉です。

この喜代美のおじいちゃんはこの小浜でずっと塗り箸職人として箸を作り続けていて、その作業中に落語のテープを聴きながら箸を作っているのが喜代美の落語との出会いともなります。

何をやってもダメな喜代美がこのときもあるミスをしてしまい落ち込んでいる時におじいちゃんは優しく喜代美にこう語りかけるのです。

人間も箸と同じや
磨いて出てくるのは、この塗り重ねたものだけや
一生懸命生きてさえおったら
悩んだことも、落ち込んだことも、きれいな模様になって出てくる
おまえのなりたいものになれる

喜代美のおじいちゃん

悩んだり落ち込んだりしても一生懸命にいけていれば綺麗な模様になる。
なんと素敵な言葉でしょうか…

このシーンを観てから自分にも幾度となく思い出すセリフです。悩むのも落ち込むのも悪いことではない、むしろそうやって色々な経験してきたからこそその人としてのきれいな模様つまりは奥深さになるのだなと。
この言葉はこのドラマのテーマでもあるような気がします。
この後最終回になるまでポンコツの喜代美は本当に数え切れないくらいの失敗をしたり情けない姿を晒したりします。
その幕開けのようなセリフですね。

そしておじいちゃんは喜代美にこうも語りかけます。

おかしな人間が一生懸命生きてる姿はほんまにおもろい。
落語とおんなじや

喜代美のおじいちゃん

ポンコツな喜代美はこの後幾度となくおかしい事をしてそして一生懸命に生きていくのです。それを見ることになるのですがそれが本当におもしろいです。

落語の登場人物もみんなどこかに癖があったりおかしな人物だらけなのですが、その人たちが織りなす滑稽だけれどもどこか暖かさもある人間模様が様々な落語の話となって江戸時代から今になっても語り続けられているです。

自分も正直まともな人間ではなくておかしな人間の方だなと感じているのでそんな自分が一生懸命生きていればおもしろいんだ!と何か勇気をもらえる言葉です。

ちりとてちんの名言は今後も投稿していきますのでお楽しみに!

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