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少し前の流行歌

劇団WAGNASオンダです!

少し前から、どっかでかかっててやたら耳に入る歌がありました。

どんな歌かと言うと…

出だしは、人の可愛いは気にしない、誰から何を言われても気にしない。
自分の好き・自分の可愛いを追及する。
そんな自分が好き!みたいな、変わってるけど自分大好きで人生を楽しんでいる女の子が主人公?な雰囲気のほほえましい風の歌詞。

自分はそういうファッションやライフスタイルは理解できないけど、他者や流行には迎合せず、本当の「自分らしさ」を楽しもうとしている点はかなり好印象な滑り出しです。

しかし、途中から徐々に雰囲気が変わってきて、主人公が自身と他者を見比べては見下したり、汚い言葉を連呼するサビが続き、最後は煽りの捨て台詞を吐くという…

一見「昨今の多様性を認める感じの歌かな?」と思わせておいて、後半へ進むにつれ真逆な雰囲気へ変貌する事に何とも言えない気持ちになってしまうのです。

なまじ耳馴染みがいいだけに、ものすごく残念で悲しい気持ちになるオチの歌でした。

ごく一部の若い女性特有の、自分本位な視野の狭さや矛盾を皮肉る歌として見れば秀逸ですが、聞いていて気持ちの良いものではありませんよね。

それともう一つ。

これは完全に旬は過ぎましたが、一年位前どこへ行っても流れていた「うるさいよねー」って感じの歌も意味不明でしたね。

歌詞もことごとく意味不明で、なぜあんな歌が流行っていたかさえ本当に謎です。

既存大人社会への揶揄とも言える歌詞を、恐らく若くない大人の男たちがプロデュースして、若い女に罵詈雑言口調で歌わせるという事自体が、もう本末転倒過ぎて何とも言えない気持ち悪さを感じていました。

音楽的素養のない僕が聞くに歌は上手いのかもとは感じましたが、それゆえ「変な歌うたわされてかわいそう」とか、そういう風に考えちゃいますねー

あれを歌ってた女の子はどう思ってたんだろう?
それで売れたわけだからラッキーくらいに思ってるのかなぁ?

実際に芸能の世界がどんなものかなんて微塵もわかりませんし、その歌唱の女の子も作詞作曲や世に放った人たちのことも何一つ知りませんが、少なくとも僕はそう感じてしまっていました。

流行歌と言う何処でも簡単に流れて、誰でも意識しなくても聞きたくなくても耳に入ってきてしまうものだから、営業妨害レベルの極端な中傷でもしない限り、どんな感想を持つ人がいても自由だと思います。

こんなふうに言うと、「ノリ系の曲の歌詞で深い意味なんて無いのに考えるなんて馬鹿みたい」と聞こえて来そうですが、聞こえちゃうと考えちゃうんだもの、仕方ない。

良いと思うも悪いと思うも、本当に自由…

ただ、この手の曲が一部コミュニティ(例えばアニソンとかニコ動?とか)でカルト的ネタ的に流行るならまだしも、国民的なヒットチャートに上ってしまい、どこでも流れ出すというのはどうなのかな?とは思いますね…。

まぁアレだとしたら、歌っている若い女性そのものではなく、作詞作曲の人や流行らせようと仕組んだプロジェクト側の人たちだと僕は思いますけどね…

別に歌っている人ら自体の批判ではなく、タダの感想文でした。



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