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龍の如く亀

劇団WAGNAS団長のオンダシュウジです!

今年は辰年です!
干支で唯一の空想上の動物…

当時から想像上の動物扱いだったのか、神や妖怪の類や自然現象の具現化であったのか、あるいは当時は龍という動物が本当に存在したのか(恐竜の生き残り?)…などなど、
諸説あったり、そもそも「辰」は龍・竜や動物そのものを指していないとか、干支云々の絡みは僕にはよくわかっていませんが…

ただ、所謂東洋の龍と西洋の竜(ドラゴン)がいるのはわかります。

東洋の龍とは…
辰年の辰であり、神様或いは神様の使い的存在であったり、天災や超常現象そのものを指していたり、人の与りや善悪の概念を越えた高次の超越者で、日本昔話の龍やシェンロンのビジュアルか。

西洋の竜とは…
所謂ドラゴンであり、悪魔だったり悪の化身であり、超常的な力を持った巨大トカゲと言ったイメージ。意志を持って悪を成す存在である事から、良くも悪くも精神構造は人に近いのかも。


龍・竜の話が長くなりましたが、僕の思う「龍の如く亀」を今日は紹介します!

それは「マタマタ」という亀です!
アマゾンの妖怪亀なんて呼ばれる、南米出身の異形の亀の一種です!

ぜひ「マタマタ」画像検索してください!
気持ち悪いっちゃ気持ち悪い見た目だけど、カメなので余程爬虫類嫌いな人ではない限り嫌悪感みたいのはないと思います(笑)

画像検索して「これのどこが龍よ?」と思われたなら、次はYouTubeでも何でもいいので動画検索してください!

「おぉ!確かに龍っぽい!」となること請け合いです(笑)
写真や画像だとよくわからなくても、動画で動いている姿を見るとかなり「龍チック」です!

水面に伸びる頭、その優美とも幽玄とも不気味ともいえる、長い首とその造形。
ユラユラと何を考えているのか微塵もわからないその動作。
呼吸や捕食の際の、静と動の一瞬の動きも、またどことなく「龍」を感じさせます。

そもそもマタマタ自体があまり亀っぽくないというか、分類はともかくとして生態や体の構造がちょっと普通の亀とは変わった亀なんです。

まぁ口で説明しても伝わり切らない部分が大半だと思うので、興味があれば画像検索&動画検索をお勧めします!

世の中には不思議な生き物がたくさんいますねー!


最後にちょっと小話を…

僕も割かし近年知った学説なんですが、最新では「鳥類」という分類は無いらしいんですよね。
それはどういうことかと言うと、鳥類は「爬虫類」の中に統合されたそうです。

「意味わからん」とお思いかもしれないけど、元々爬虫類って厳密な分類ではなかったそうなんですよ。

哺乳類でも鳥でも両生類でも魚でもない、背骨がある見た目の似たグループの生き物をごっちゃにして「爬虫類」と分類していた時代もあったようで、その考えが便利だったのか主流になっていったそうなんですよね。

で、ちゃんと分類学的に、ゲノムとかそういう方面からも再分類されて、鳥類はめでたく「爬虫類の仲間」になったそうです。

鳥類が恐竜の子孫だというのは今や多くの人が知る説ではありますが…
更に今の時代は、子供に「爬虫類ってなぁに?」と聞かれたら「ワニとカメとトカゲとヘビとトリだよ」って答えてあげるのが真の正解となりました。


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