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【コレステロールの嘘】コレステロール低下薬(スタチン)はパーキンソン病を引き起こす!

「コレステロール低下薬(スタチン)はパーキンソン病発症に関連している」という論文を紹介します。STATIN NATIONというサイトから翻訳してみました。

アメリカ神経学会年次総会で発表された新しい大規模な研究にて、コレステロール低下薬とパーキンソン病との間に強い関連性があることが発表された。これはスタチンはパーキンソン病発症を予防するという以前の報告と相反している。
 近年では、スタチンの新しい適応症を見つけようと、かなりの努力がなされている。アルツハイマー病、パーキンソン病、がん、多発性硬化症、うつ病のような広い疾患に対してスタチン内服がよい結果をもたらすことを関連づけようとする報告がある。しかし脳神経系は最も高いコレステロールレベルを必要としていて、逆にコレステロール値が低いことは、認知障害、自殺の増加、いくつかのタイプの癌のリスクの増大と関連していることを考えると、これらの主張は驚くべきことである。多くの人々は、偽の効果を示すことでスタチンの使用を他の疾患へ適応拡大しようとデータをつまみ食い(cherry picking)していると疑っている。
 この新しい報告では、MarketScan Commercial Claimsの40〜65歳の30,343,035人に関する情報を含むデータベースを分析したところ、コレステロール低下薬の使用とパーキンソン病の有病率とが有意に関連していた。
 スタチンの予測された効果が得られないという報告を見たのは今回が初めてではない。例えば、2011年スウェーデンにおける290の自治体中289自治体からのデータを収集した大規模な研究では、スタチンの予測された効果は、その劇的な使用増加にもかかわらず認められなかった。
 この新しい研究の重要な発見は、コレステロール低下薬の全てがパーキンソン病のリスク増加と関連していることである。薬物の有害作用は、コレステロール低下作用に直接関連していることを示唆している。
 今回の報告は、コレステロール値が低いことは高いことより悪いということを示す多くのデータの山に追加される。

Melville, NA. Statin Use Linked to Increased Parkinson's Risk. Medscape October 26, 2016
Nilsson, S et al. No connection between the level of exposition to statins in the population and the incidence/ mortality of acute myocardial infarction: An ecological study based on Sweden’s municipalities. Journal of Negative Results in BioMedicine 2011, 10:6

いかがでしょうか?スタチンを使って血中コレステロール値を強制的に下げることは、脳神経にとって重大な副作用をきたすということです。その他にもスタチンは認知症を増やすという報告もあります。


結論

スタチンを飲むとパーキンソン病になるリスクが高まる可能性がある。

ブログ「健康のために野菜は食べるな!」も随時更新しています。よろしければご覧ください。


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