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一日遅れの七夕、7番背番号7のグランドスラム

結果的に三球で勝負が決したのですが、色々と駆け引きが見えたので。
野球に詳しくないからこそ文章としてまとめておこうかなと。

・まずこの日、7/8のパットンはちょいとスライダーが荒れてました。松山にはいい所に入って打ち取った…と思いきや守備の間に落ちてしまい。更に會澤をスライダー中心で攻めて四球。これでスライダーを使いにくくなったかなーと愚考します。

・で、堂林です。初球のスライダーをサクッと見切ります。去年以前だったら振ってたかもしれませんが今年は違う。

・バッテリーからすると一点差の一死満塁。犠牲フライで同点、かつ二塁に代走上本が入っていて勝ち越しランナーが三塁に行く可能性が高かった。という事で三振か、あわよくばゲッツーを狙いたかった筈。

・なので外角での引っ掛けを考えたのかもしれません。スライダーは振ってくれなかったけれどストレートは振った。しかも振り遅れたように見えた。これで行けると思っても不思議ではないです。

・しかしそれが長野さんの手ほどきを受けた(とインタビューで語る)堂林の罠でした。ハマスタでの第二戦、(黒田氏の解説によれば)長野さんも空振りを撒き餌にして勝ち越しタイムリーを放ったのですが、この発想が堂林にもあったんじゃないかなと。

・という事でカウントを取る、もしくは打ち損じを目してもう一つ外角へのストレート。しかしこれがシュート回転してしまい絶好球に。堂林も直球、かつ外角から真ん中に狙いを絞っていたでしょう。見事に仕留めて、打球はバックスクリーンまで飛んでいきました。

・今見たら…になってしまいますが。一つ目のストレートを空振りした堂林に焦りの表情が全く無かったんです。合わせられると判断できてたかもね。

と、三球の間に色々な駆け引きとか文脈とかが見えたので。
こうして文章にしてみた次第です。
…まあ、全然的外れな事書いてるかもしれませんが。

それはともかく。
堂林ナイスバッティング!
今日も打撃に守備に大活躍だったぜ、もうサードを誰にも渡すなよ!

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