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2023年1月の生菓子
久々の投稿になります。
2023年は週3回は生菓子をSNSに投稿するという目標をたてて頑張ってます。
日々どんな意匠にするか考えて作ることが技術の向上につながると思い試行錯誤してます。
無事1月が終わりこの1ヶ月の生菓子をのせてみます。
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スタートはやはり干支の卯ですね😄
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亀甲の押し棒を使いました。
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「この里に手まりつきつつ
子供らと遊ぶ春日(はるひ)は
暮れずともよし」 良寛
手毬は新年の季語。
羽子板や凧と同様、正月の遊びとされています。
また1月6日は良寛忌なので、
良寛の短歌を紹介しました😄
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七十二候 「雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)」
降り積もった雪の下で春を待つ麦の芽がひっそりと延びること。
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七十二候「芹乃栄(せりすなわちさかう)」
芹がすくすく伸びる時期。
冷たい水辺で育つ芹は七草の1つです。競り合う様に育つ所から「せり」と言われてるようです。
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五節句の1番目の人日です。 七草粥を食べる日で皆様に親しまれている日ですね😄
なので、七草餅を作って見ました。すずな、すずしろは、細かく切って混ぜてますので、プチプチとした食感もあります。
中餡は塩味を少しきかせたこし餡です。
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いつも参拝している神社で小振りな椿が咲いてました。
菓銘 「玉椿」
玉椿とは、椿の美称です。昔から日本で愛でられている花の一つです。
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ハレの日は女性の着物が煌びやかです。
菓銘 「晴れ着」
中餡は濃いめの抹茶餡
苦味が少し効いた餡です。
苦味も大事なエッセンス
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毎年1月の10日は「初戎」の行事、十日戎になります。
商売繁盛を願い、笹に縁起物を付けた福笹を求めて賑わいます。
恵比寿さんの抱えてる鯛に笹葉を添えました。
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七十二候「水泉動(しみずあたたかをふくむ)
まだまだ寒いですが、確実に春に徐々に向かっています。
雪のした雪解けの水が流れている様子を
表しました。
何種類か作りましたが、シンプルなこの意匠がしっくりきました😄
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「真中の小さき黄色のさかづきに 甘き香もれる水仙の花」
木下利玄
菓銘 「黄杯」
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1月14日〜16日まで「小正月」と言われる行事になります。
正月行事の締めくくりの一連の行事になります。
地域にでは、「とんど焼き」や「なまはげ」など行われます。
この行事では、柳などに小さく切った餅や団子をつけてこの一年の豊作や無病息災を願います。
菓銘 「願い」
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菓銘 「唐梅」
唐梅とは蝋梅のこと。
中国では、梅、水仙、山茶花、蝋梅で
「雪中四友」と言われるようです。
蠟梅や雪うち透す枝のたけ
芥川龍之介
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七十二候「雉始雊(きじはじめてなく)」です。
頭の深紅はビビット過ぎるので淡い感じにしました。特徴的な体の色合いで表現しました。
雉は日本の国鳥
恥ずかしながら知りませんでした😅
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シンプルな茶巾しぼり。
「福寿草」
花開く前を表現しました。
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七十二候「款冬華」(ふきのはなさく)
大寒に入りました。冬で一番寒い時期です。
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「光琳椿(こうりんつばき)」
昨年手に入れた椿のシベの押し棒を使いました。
尾形光琳はシンプルなデザインでよく和菓子では使われます。
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七十二候 「水沢腹堅」
(みずさわあつくかたし)沢の水が厚く凍る時期。
広島もよく雪が降りました。
この日、僕が住んでいるマンションの貯水槽につながる水道管が凍結、まる1日断水になりました😓
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菓銘 「春隣」(はるとなり)
外郎製 黄味餡
包餡して氷餅を付けただけの超シンプルな意匠。
梅花を付けて思案してたのですが、
菓銘の季語と梅の季語が一致しない事に気付いていまいました😅
しかし、妙に可愛く気に入ったので
この形そのままに。
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七十二候 鶏始乳 (にわとりはじめてにゅうす)
鶏が卵を産み始めるころ。
もうすぐ節分。それが終われば立春ですね😄
以上になります。
最後まで見て頂き
ありがとうございます❗️
2月も継続してまいりますので、良かったらまた月末に覗いてやって下さい。
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