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遠い春

こんにちは。
NPO法人わがこと代表理事の大美です。

花粉の飛散量が昨年の数倍と言われてますね!そういえば、鼻声の人多いかも。
とはいえ、これも春を迎えるための風物詩だと思えば、前向きに捉えられる・・・っていうレベルではないムズ痒さですね。

わたくし、先日、とうとう罹りました。
そう、ここ数年で私たちの生活を根本から変えてしまったアイツです。
去年、息子が罹患した時も全然平気で、「私多分このまま罹らないんだわ〜」って思っていたのに、甘かった。
しかもなかなか最悪のタイミングでやられました。

なぜ最悪かと言うと・・・
①息子の大学受験の最盛期!
②わがことの事業も色々と重要な場面が来てる!

ね、最悪でしょう・・・。
特に①に関しては、この記事を書いている今、息子には私がコロナに罹ったことは言っていません。だって、言った途端、熱出しそうでしょ?!幸い、息子は受験勉強でほぼ家に寄り付かず、濃厚接触の対象にもならなかったので事なきを得ています。
結果的に私は卒業式にも出席できなかったのですが、息子にしたら「体調不良くらいで一人息子の卒業式、すっぽかしてんじゃねーよ!」って心の中で思ってるかもしれません。でもまだ言わない。

・・・だってまだ試験残ってるもん!!

そう、今回のタイトル「遠い春」の主人公は我が息子です。
(あ、先に言っておきますが、さほど悲壮感はありませんので、「ふーん」って適当に面白く読んでいただけたら幸いです^^)
早ければ、年末までに公募推薦や指定校推薦で進学先が決まっていく子も多い中、私立大学の前期、中期で全滅し、滑り止めでも滑り止まらず、まさかの私立大学後期日程まで粘り続けています。→イマココ。
ちなみに、1月の共通テストでも派手にズッコケておりまして、国公立もなかなか厳しい状況です。

今年の共通テスト数学ⅠAより

そんな彼ですが、「努力しなかったのか?」と言われれば、親の贔屓目ながらそれなりにやってきたように見えました。しかし、ここは厳しい世界。「あなた以上に頑張って、出すべきタイミングで結果を出してきた人が大勢いた」ということなんだろうと思っています。
「努力は必ず報われる!ってわけでもない」ってことを学びましたね。

その間、周りの先輩ママたちが励ましてくれました。私を。
そりゃ母も心折れますって。私大の受験にあたっては、ぶっちゃけ相当、いやドン引きするくらい課金(我が家では受験料を払うことを「課金」と呼んでおりますw)しましたし、それが一瞬で泡となっていくわけですよ。軽く絶望。

でもね、大学受験という「点」での結果に左右されず、彼の人生を「線」で見て、「大丈夫だよ!」と信じてやれるのは親だけだ。と諭されたわけです。
もちろん、一番頑張ってんのは当事者である彼なわけで、私はその後方支援しかできません。彼が力を発揮できるようにサポートする。それしかないわけです。
わかってるんですけど、疲れるんですよ。

今回、じっと私の話を聞いてガス抜きをさせてくれた先輩ママたちには、本当に感謝しかありません。そのうちのお一人は、私がコロナでぶっ倒れた時に、1週間毎日ご飯とおかずを届けてくれました。
1人じゃないんだなって思えました。

本文と写真には多少関係があるかもしれません。ありがと。

「支援者が支援疲れしないように」っていうのは最近よく聞きます。
身をもって、その言葉の重みを知りました。支える人にも、相談したり時には支えてくれたりする人や場所が必要なんだな、と。

わがことが、これからど真ん中でやっていく事業ってそういうことなんです。
支える人も、相談したり共感し合ったり。そんな機会や仕組みを作っていきたいな。

・・・って思って準備してる大事な時だったのに!
ちなみに、症状としては、約2週間微熱と激しめの頭痛が続きました。かなり回復はしてますが、ガタ落ちした体力がいつ戻るのやら。
完全になめてましたね、はい。

どんどん暖かくなって、「春はもうすぐそこ!」ですが、我が家の春の訪れはもう少し先になりそうです。満開の桜が見れるといいな。

【お知らせ】

今週末、3月12日(日)にNHK高松放送局「CO-LIVE 香川でともに生きるを考える」に出演します。
大美はちょろっとの出演ですが、「地域で暮らす」を大切に、それぞれのフィールドで、得意を活かしながらアクションを起こしている30代40代がたくさんいることを知ってもらえたら嬉しいです^^


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