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ウクレレと、こどもたちと

台風が過ぎたと思ったら、なんだか急に寒くなりましたね。暑がりなので夏場はずっと半袖短パンなんですが、昨日会った人に「まだそんな格好なの?」とビックリされました(笑)
こんにちは、わがことの片山です。

さてさて、私事ですが最近ウクレレを始めました。
夏休み前、まだまだなにかと落ち着かない空気の中で、こどもたちに何か楽しんでもらえる企画をと考えているうちに、こども向けウクレレ教室を開催することになったのがきっかけです。

友人が町内でウクレレ教室をやってまして、そちらは大人向けだったので、うちのお店でこども向けに計3回開催してもらうことになりました。

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ウクレレは初心者向けでも2~3万円くらいするのですが、今回は4000円くらいで買える手作りキットを友人に用意してもらいました。
音色はおもちゃといえばおもちゃなんですが、ちゃんと弾いてて楽しい!

ワークショップの最初はウクレレの組み立て。
ペグとブリッジを取り付けて弦を張るだけの簡単な作業ですが、自分だけのマイウクレレができあがってこどもたちも大喜びです。

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そのあとは持ち方と弦の押さえ方を教えてもらい、3つだけコードを覚えると、「ハッピーバースデー」の曲がもう弾けるようになります。

2回目、3回目とさらにコードを覚えていけば、「うみ」や「カントリーロード」もあっという間。
娘はつじあやのさんの「風になる」がお気に入りで、家でもしょっちゅう弾き語りの練習をしています。

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小さくて軽くて、ギターにくらべると弦も押さえやすいので、最初の1時間くらいでこどもでも1曲弾けてしまいます。
そんな手軽さがウクレレの魅力ですね。

ぼくも時々娘に借りて弾いてたんですが、もっとちゃんと練習したくなって、友人にレンタルウクレレを1本借りました。
娘や奥さんと一緒に弾いてると、とても楽しいです。

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最近は対面での活動もだいぶ開催されるようになってきていますが、まだまだ再開できなかったり、規模を縮小しているイベントも多いようです。
こどもたちも学校行事やこども向けイベントがなくなったり、そもそもいまだに給食のときは全員前を向いて黙食だったりして、もしかしたら大人より制約を受け、我慢しているのかもしれません。

そんな時だからこそ、こうしてみんなが集まり楽しめる機会を大切にしたいと思っています。

東日本大震災のあと、福島の子どもたちを香川に招いて交流するイベントを10年続けてきた団体の方にお話を伺う機会があったのですが、やはりこの2年は中止続きで、いつ再開できるかも分からない状況だそうです。
その方が「あなたたちのことを忘れていないよ、見捨てていないよ、と伝えたい。だからまたいつかこの活動を再開して、『私たちはもう大丈夫だよ』と言われるまで続けていきたい」と話していたのが印象的でした。

いつ終わるかも分からない、先の見えない時代にずっと我慢を強いられているこどもたちに「みんなのこと、大事に思っているよ」と言葉や行動で伝えていくことが、いま大事な気がしています。

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さて、今日も家に帰ったらさっそく練習しようと思います。
目指せ高木ブー。(体重以外)

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