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クライミングのチョーク ブームの影で自然や景観壊す

東京オリンピックの競技種目に”スポーツクライミング”が加わり、その影響で今、新たな脚光を浴びている。だが、ロッククライミング, ボルダリングが人気になるにつれてこのようなスポーツに欠かせないチョークによる環境への悪影響、景観を損なう事になるのではないかと懸念されている。米国では、ユタ州のアーチーズ国立公園で岩の色に近いチョークのみが許可されている。一方、コロラド州のガーデン・オブ・ザ・ゴッド国立自然ランドマークでは、チョーク等の利用を一切禁じている。他にも、アメリカ先住民の人々も、先住民の管理下にある地域へのクライマーの立ち入りを禁止すると宣言した。これには宗教的な景観を守る意味が込められているのだろう。中国では、鉱業関連の法規制を強化し、環境への影響を抑えるとともに、環境への浄化を進めようとしている。
この問題について解決策はないのかと思った方もいるはずだ。専門家からは景観の影響を軽減する方法として、岩の色に似たチョークを使うことをすすている。他にもチョークの成分を自然由来に変える必要があるという解決案も出ている。


参考文献:NIKKEI STYLE『クライミングのチョーク ブームの影で自然や景観壊す』

今日の投稿は以上です。

wagaでした!

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