【冷房が苦手】温度と湿度と体感温度
じめじめした梅雨とムッと暑い夏が同時にやってきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、冷房が苦手な私の冷房との付き合い方をご紹介します。
冷房不要で快適な家、とはいかなくなった
私の実家は南向きのマンションの2階で、風通しがよい家でした。
夏は風が通って涼しく、冬は日照時間が長くて暖かい。
数年前まで自宅でエアコンを使ったことがありませんでした。
そんな環境で生まれ育ったからなのか、代謝が悪いのか、
冷房がとても苦手です。(冷え性の方など共感いただける方も多いかも!)
しかし、実家から住まいを移したこと(暑いことで有名な熊谷の近くに住み始めました)、
最近の猛暑で、さすがにエアコンを使わなければ耐えられなくなってしまいました。
なるべくエアコンに頼らずに、快適に過ごすために心がけていることをまとめています。
快適に過ごすために心がけていること3選
1:温度以上に湿度を確認
国から推奨されているエアコンの設定温度をご存じですか?
なんとなく冷房であれば28度だったかな?くらいの記憶で記憶されている方も多いのではないでしょうか。
詳しく見ると、設定温度ではなく室温が28℃となることが基準のようですね!
周辺情報を調べてみると、個人で感じ方が違うのに省エネのために28℃が推奨されているという背景もあるようです。
温度についてはよくメディアでも発信されているので、なんとなく記憶しています。
では、湿度はどのくらいが推奨されているかご存じですか?
…
今回は建築物環境衛生管理基準 の値から持ってきましたが、
基準によって上下10%程度の開きがあります。すこしふわっとしていて明確ではないですね。
自室のみ、など面積が狭く湿度が調整しやすい環境であれば、45~65% が理想的だと覚えておいていただきたいです。
もしかすると、部屋の湿度が測れない、なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
まずは、温度と同じくらい湿度も気にかけていただきたく、温度計・湿度計をご準備ください!
2:暑さ指数(WGBT)計算 を使ってみる
温度計・湿度計が準備出来たら、
今の部屋の状況が快適かどうか確認してみましょう。
ご存じの通り、快適さは温度だけでは決まりません。
まずは、「暑さ指数(WGBT)計算」のサイトを使ってみます。
暑さ指数は、環境省の熱中症予防サイトでも使われている指数です。
詳しい計算方法は、ここでは省略します。
詳しく知りたい方は環境省のサイトを覗いてみてください!
では、さっそくこちらのサイトで計算してみます。
「概要」の説明文に沿って今の部屋の値を入れてみると、、、
暑さ指数が出てきました!「注意」が必要なようです!
では、「ほぼ安全」にするためには、、、
うーん…
自室の気温を26度まで下げるのは現実的ではない、、、
環境省のサイトで見てみると、日常生活をおくるだけでは「注意」の指数でも問題なさそうです。
運動するときには気を付けたいと思います。
3:少しマニアックかも PMVで考える
続いて、PMVという指数で部屋の快適さを測ってみます。
言葉で説明するより、ぜひ使ってみましょう!
今回使用するサイトはこちら
日本語のサイトもありますが、
視覚でわかりやすいので、こちらのサイトがオススメです!
まずは結果から、、、
今いる部屋の情報を入れてみると、PPDが19% ということが分かりました!
PPD、、、?
PPDとは、
PPD - Predicted Percentage of Dissatisfication (不快性予測値)のことで、
何パーセントの人が不快だと回答するか、という値です。
つまり、私の部屋は19%の人にとって不快ということですね(笑)
このグラフのブルーの位置は、PPD 5%が基準になっていて、
設計上でも5%以内が目標になっています。
自分はどのくらいなら許せるかな~という基準になりますので、
いろいろと試してみてください!
ちなみに、
MET(活動量)とClo(着衣量)は何を選んだらよいのか、こちらのサイトにも書いてありますが日本語の説明サイトもありますのでぜひご参考にしてみてください!
最後に
今いる環境が自分にとって快適か、みんなにとって快適か、気づいていないだけで危険な状態なのか、
感覚だけではわからないこともたくさんあります。
この部屋はちょっと不快だけどどうして不快なのか、何を変えたら快適になりそうか、ぜひいろいろな指標で試してみてください!面白いです。
エアコンで設定温度を下げすぎるのは嫌な場合は、
湿度を下げてみたり、風速を上げてみたり、洋服を変えてみたりすると、快適に過ごせそうです。
それから、
この間ラジオで紹介されていた、
金藏直樹さんの 冷たい氷の音楽 おすすめです!
聴覚からも涼しさを感じられます♪
ぜひみなさんの快適なお部屋の過ごし方も教えてください!
それでは、熱中症にお気をつけて安全に夏を乗り越えましょう!!
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