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楽天ポイントを寄附に使う方法

以前個人ブログでマイナポイントをアマゾンで物品を購入して寄附するという方法を書きました。

本記事は基本的に上記記事の書き直しです。上記のブログはレンタルサーバーで運用しているのですが、次の更新で契約を解約する予定なので1年以内に消えます。

そこで改めてNoteに書いておこうと思いました。

前提条件

寄附と言っても現金を振り込むのではなく、アマゾンで必要品を買い、送る形式です。そのため、先方様がほしい物資やほしいものリストを公開していることが前提になります。

今回はたくさんの保護猫を飼育されているフィリックスアニマさんを支援する内容です。

フィリックスアニマさんは、殺処分されかねない猫、犬を引き取って飼育されています。その活動のほとんどは寄付・支援でまかなわれているそうです。

Twitterでは現金の振込先も公開されていますし、アマゾンでほしいものリストを公開しています。

あと、決済のやり取りに使うメールが楽天Edyの仕様上携帯キャリのメール(docomo.ne.jpとか)かgmailのみになるので、そのドメインのアカウントを用意してください。

全体の流れ

以下のような手順で楽天ポイントを使って、アマゾンで買い物をします。

  1. アンドロイド端末で楽天Edyアプリを使う(iPhoneでは今回の方法は現在のところできません)。

  2. 楽天ポイントを楽天Edyアプリにチャージする。

  3. チャージした楽天Edyポイントを使って、アマゾンギフト券を買う。

  4. 購入したアマゾンギフト券で、ほしいものリストにあるモノを買う。

なお、ボクもアマゾンで他人のほしいものリストを購入するのはフィリックスアニマさんが初めてでした。そのため、通常の買い方でいいのか、どうやって送付されるのか不安でした。そこで、今回は実際に買い物を終えるところまで、スクリーンショットをすべて掲載します。

実際の手順

まずアンドロイド端末で楽天Edyアプリを使います。初めて使うのであれば、初回特典として100ポイントもらえます。

ただし、楽天ポイントから楽天Edyアプリへのチャージは当初500ポイントまでに限定されています。さらに楽天ポイント→楽天Edyへチャージしても、楽天Edyアプリ側で「受け取り」という手続きが最初は必要になりますが、これにも2-3日かかります。

そのため、以下のようにしておくといいでしょう。

  1. まず少しでいいので楽天ポイントを楽天Edyへポイントチャージしておく。

  2. 「受け取り」申請をしておく。

  3. 2-3日後申請したポイントがチャージされる。

  4. さらに1週間ほど待つと500ポイントの制限がなくなり、好きなだけポイントからEdyへチャージできる(と言っても上限は現在のところ5万ポイントです)。

ボクは今年の夏、マイナポイントを楽天ポイントとして受け取り、その15,000ポイントを全額楽天Edyにチャージして、アマゾンギフト券に変換し、フィリックスアニマさんのほしいものリストから購入しました。

その時に500ポイントの上限もなくなっているので、今は好きなだけポイントを変換できます。また受け取りに2-3日かかるのは初回だけです。今は即時反映されます。

今回は楽天市場でたまっていた2,600ポイントを楽天Edyにポイントチャージしました。なお、期間限定ポイントは楽天Edyへ変換チャージできないので注意してください。


これをアマゾンギフト券へ持っていく流れが今回のキモになります。

まずアマゾンアプリで「ギフト券 チャージタイプ」を検索します。

最初に出てくる「Amazonギフトカード チャージタイプ」がそれです。「¥100より」と記載されていますが、好きな金額を設定して購入できます。

今回は楽天Edyにチャージした金額:2,600円をギフト券として購入するので、2,600円分を指定します。

「今すぐ購入」ボタンを押すと、注文が確定します。ただし、この段階では実際に支払っていないので、お金が引き落とされることもないし、極論放っておけば自動的にキャンセルされます。

すぐにアマゾンからメールが来ます。メールに記載されている「お支払い方法別の手順」のURLをタップします。

クレジット決済などが表示されますが、ここでは「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します(ところどころ、セキュリティの仕様上スクショが取れないことがあり、スマホで撮影した写真になっています)。

さらに方法が分岐します。ここでは「電子マネー」欄をタップします。

さらに選択画面になるので、楽天Edyのアイコンをタップします。

注意事項などが記載された楽天Edyの決済画面に移ります。注意点としては、キャリアメールかgmailのみ対応可能という点です(あと、なぜかディズニーも)。

画面を下にスクロールすると、メールアドレスを入力する欄があるので、お使いのメアドを入力します。

すると、そのメアドへ決済開始メールを送るという記載が出てきます。

すぐにメールが届くので、そこに記載されたURLをタップして決済に移ります。ところが・・・。

「標準ブラウザを使ってください」と書かれている通り、標準ブラウザ以外だとエラーになります。ボクは普段Braveを使っているのですが、決済画面になりません。

Galaxyの標準ブラウザはGalaxyブラウザです。そこで、メールのURLを長押しして、ポップアプしてから「リンクを共有」します。

共有先で標準ブラウザを選ぶと、Galaxyブラウザが起動して、決済画面が無事表示されます。

この画面で「支払う」ボタンを押すと、決済が完了します。楽天Edyアプリを確認すると、チャージポイントは0になっています。

その一方で、アマゾンアプリのアカウントサービスからギフトカード残高を確認すると、今回の2,600円分がチャージされています。これにて楽天ポイント→アマゾンギフト券への等価交換は完了です。

他の人が公開しているほしいものリストから買い物をする

では、交換したアマゾンギフト券を使って買い物をしてみます。今回はもちろんフィリックスアニマさんが公開しているほしいものリストから買い物をします。

今回は猫ちゃんみんな大好き黒缶と、使い捨てペットシーツを選んでみました。合計で4,294円です。

カートに行き、購入ボタンを押すと、支払い方法の選択画面になります。先程のアマギフ券と、余っていたアマゾンポイントを優先的に使います。

次に発送先の選択になります。非公開になっていますが、フィリックスアニマさんの送付先を指定できるようになっています。間違って自宅に送らないようにしましょう。

この制度はよくできていますよね。自分の住所は公開したくないけど、物資の寄附は募りたい。そういうケースにおいてアマゾンがプライバシーを考慮した橋渡しをしてくれます。

最後に金額が出てきます。今回はアマギフ券+ポイントでは足りないので、足らない部分はクレカ決済で請求されますよという画面になります。注文を確定して終了です。

まとめ

確かに手順は長いし、面倒くさいし、そもそもアンドロイドでないとできません。

しかし「溜まった楽天ポイントを今すぐ使う予定もないしなぁ」という浮いたポイントを、アマゾン限定ですが寄附として使うことが可能です。

先述のブログではマイナポイントを楽天ポイントとして受け取って、その不労所得を全額寄付に使うという内容でした。

寄附や支援はしたいけど、振り込みをするほどお金に余裕がないという場合でも「ある程度楽天ポイントが溜まったらアマゾンで物資支援をする」ということが可能になります。

いい時代ですよね。これ、楽天でもほしいものリストから選んで購入する方法を提供してくれたら、こんな面倒な手順踏まなくていいのにって思いますよね。

以上が楽天ポイントでアマゾンのモノを買って支援する寄附方法でした。世の中から1匹でも殺処分の犬・猫・動物たちがいなくなりますように。




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